登録 : 2015.08.30 23:36 修正 : 2015.08.31 16:15

 半数以上が80〜90代の高齢
 1回100家族程度に制限
 「南北間の特段の合意が急がれる」

30日昼、ある離散家族がソウルの大韓赤十字社で北朝鮮に残した家族を探す離散家族の申請書を作成してから、職員の案内を受けて赤十字社を後にしている。南北は離散家族の再会のための赤十字実務接触を来月7日に板門店で開くことに合意した=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社
 統一部の離散家族情報統合システムに登録された離散家族は7月末基準で、現在6万6292人(生存者)になる。

 彼らの具体的な状況を調べると、90歳以上が7896人(11.9%)、80〜89歳が2万8101人(42.4%)で、80歳以上の高齢者が全離散家族の半数を超える。離散家族の再会が時間との戦いだと指摘されるのも、そのためだ。

離散家族の登録現況//ハンギョレ新聞社

 実際、多くの離散家族がわが子に再び会えることを夢見て、長い間待ち続け、結局この世を去った。1988年から現在まで、合わせて12万9698人が離散家族として登録したが、これまで半分近くの6万3406人が死亡した。生存者が7万1480人だった2013年12月末と比べても、1年7カ月で5188人が亡くなっている。統一部は、毎年3000〜4000人の離散家族が亡くなっていると推算する。

 これまで離散家族の再会の成果もあった。1985年から合わせて2万2704人が南と北に別れた家族に会った。2000年以降、19回の面会再会行事を通じて1万895人の家族が直接触れ合いながら肉親の情を交わしており、7回にわたる画像での再会で、3748人が画面と音声だけで家族の生死を確認した。

離散家族の再会の現況//ハンギョレ新聞社
 しかし、離散家族の再会事業は回数と参加人数が制限されており、家族再会への希望には応えられなかった。一回の行事で、南北それぞれ100家族程度だけが参加できる。 1年に2〜3回ずつも行っても10年で2000〜3000家族程度が参加できる計算だ。全体の離散家族数に到底及ばない。離散家族の問題を解決するために、南北間の特段の合意が急がれると指摘されてきたのも、そのような背景からだ。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-30 19:49

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/706622.html 訳H.J

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