住民登録証見本。行政自治部提供。//ハンギョレ新聞社
国外で居住し入国する在外国民も22日から国内の住民登録証を発行してもらえるようになる。
行政自治部は7日、外国永住権を取得したり国外に移住した国民を「在外国民」に分類し、住民登録を維持できるようにする「在外国民住民登録制度」を施行すると発表した。国内の金融取引や行政業務における不便を軽減するためだ。
住民登録が抹消されたり、登録されていない外国居住永住者が国内に30日以上居住する目的で入国する場合、邑・面事務所や洞住民センターに申告すれば、在外国民住民登録が行われる。17歳以上には在外国民のための住民登録証も発行される。邑・面・洞事務所で印鑑登録も可能だ。住民登録をした在外国民が再び出国する時も邑・面・洞に申告しなければならない。
また、今後は外国に移住する国民の住民登録が抹消されず、在外国民に分類され、住民登録が維持される。行政自治部は国外永住者約112万人のうち、国内居所申告者8万人と年間国外移住者3万人など約11万人がこの制度の恩恵を受けると予想している。
チョン・テウ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2015/01/07 20:03
