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韓国警察、換気口崩壊事故で17人の処罰を検討中

登録:2014-11-24 21:03 修正:2014-11-25 01:19
10月21日午後、京畿道城南市の板橋テクノバレー ユースペース野外広場換気口墜落事故現場で、国立科学捜査研究院などがクレーンを利用して換気口支持台の荷重実験をしている。 城南/キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社

 27人の死傷者を出した京畿道城南(ソンナム)市の板橋(パンギョ)テクノバレー換気口崩壊事故を捜査中の京畿地方警察庁捜査本部は24日、「公演関係者9人、工事関係者8人など計17人を業務上過失致死傷の疑いで刑事処罰する方針」を明らかにした。

 捜査本部関係者はこの日午前、京畿警察庁で記者懇談会を開き「(事故責任に対する関連者の刑事処罰のために)判例など法理検討をしており、事実関係に対する調査は終わった」として、このように明らかにした。

 警察は「施工業者の場合、一部に欠陥工事の事実が明らかになったが、これを墜落事故の共犯と見れるかなど、業務上過失致死傷の疑いを適用した時に裁判維持が可能かどうか詳しく調べている」と説明した。

 また、国立科学捜査研究院の合同鑑識結果については「当時、折れて切れた部材(受け台)が大きな荷重を受けた時に起きる形態と一致した。 部材が曲がらずに切れた理由については、早ければ今週にも捜査結果発表時に説明する」と付け加えた。

 これに先立って警察は先月27日、国科捜の合同鑑識結果に関する1次発表で「換気口が不良施工された事実が明らかになった」と発表した。 板橋テクノバレー野外広場で10月17日換気口の鉄製覆いが落下して公演を観るために換気口の上に立っていた市民27人が18.9メートル下に墜落し、16人が死亡し11人が負傷した。 水原/キム・キソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/665837.html 韓国語原文入力:2014/11/24 16:39
訳J.S(736字)

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