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時間選択制教師制の導入反対 本日一日 同盟休業

登録:2014-04-11 19:08 修正:2014-04-12 09:13
全国13の教育大学校・初等教育科の学生たちが加入した全国教育大学生連合(教大連)が教育部の‘時間選択制教師制’導入に反対して一日同盟休業に入った11日午後、教大連所属の学生たちがソウル西大門区(ソデムング)の独立公園で集会を開きスローガンを叫んで行進している。写真リュ・ウジョン記者wjryu@hani.co.kr

 全国13校の教育大学校・初等教育科の学生たちが加入している全国教育大学生連合(教大連)が、教育部の‘時間選択制教師制’導入に反対して、11日一日同盟休業に突入した。 5905人の予備小学教師たちが同盟休業に参加し、首都圏では西大門(ソデムン)の独立門(トンニムムン)公園、忠清(チュンチョン)圏は世宗(セジョン)市教育部、慶尚圏は釜山(プサン)駅、全羅(チョルラ)圏は光州(クァンジュ)忠壮路(チュンジャンノ)、済州(チェジュ)圏は済州市庁でそれぞれ集会を開いた。 教大連は昨年12月から教育部関係者に面談して、5千人余りの反対署名を渡したが受け入れられなかったため会員たちの投票を実施し3分の2以上の賛成で授業拒否を決めた。

 朴槿恵(パク・クネ)政府の時間選択制働き口拡大政策の一環で、教育部は先月 週2~3日(週当り15~25時間)勤務する正規職時間選択制教師制を9月から導入するという‘教育公務員任用令’を立法予告した。 教育部は新規教師を時間選択制として採用する方案はひとまずは施行せず、現職教師の中から希望する人をまず時間選択制に切り替え、1年間の試験運用を行うと明らかにした。 教育部は「正規職時間選択制教師制を導入すれば、授業時数が少ない科目を開設することで授業を多様化でき、育児や看病などをしなければならない教師たちが休職せずに職場生活を併行できる」として、導入の必要性を主張している。

 教大連は「現職教師を対象に時間選択制教師が導入されれば、新規教師を対象としても時間選択制を導入するのは時間の問題だ」と反発した。教大教授の集いである全国教育大学校教授協議会連合会も11日に声明を出し 「子供・父母と絶えず相互作用をしなければならない教師が、時間選択制にされるなら、教育の質が落ちざるをえない」として学生たちを応援した。

 教育部はこの日「導入有無も決めていない新規採用の時間選択制教師制度を永久的に導入しないと約束してくれとして教育大の学生が同盟休業という極端な方法を選んだことを非常に遺憾に思う。 善良な学生たちに同盟休業への参加を強要したり、不法デモを行えば法と原則に則り厳正に措置する計画」と明らかにした。

キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/632326.html 韓国語原文入力:2014/04/11 17:52
訳J.S(1069字)

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