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バイデン 「米国の反対側にベッティングするな」 昨日 朴大統領と会談…‘中国牽制’政策支持 促す

登録:2013-12-06 21:33 修正:2014-09-05 19:48
朴大統領 "韓米同盟深化を希望"
朴槿恵(パク・クネ)大統領とジョー・バイデン米国副大統領が6日午前、手を握って大統領府芳名録作成台へ向かっている。 大統領府カメラマン団

ジョー・バイデン米国副大統領が6日午前、大統領府で朴槿恵(パク・クネ)大統領に会い 「米国は今後もずっと韓国にベッティングする」として揺らぎない韓-米同盟を強調した。

 特にバイデン副大統領は、米国が東北アジア覇権を強化するために外交の中心軸をアジアに移している いわゆる‘アジア・太平洋再均衡政策’に対する韓国の支持を格別に要請した。 彼は朴大統領に「一つはっきり話したいことがある。 オバマ大統領のアジア・太平洋地域再均衡政策に対しては疑いの余地なくすべきこと」としつつ「米国は行動に移さない話は絶対にしない」と明らかにした。 それと共に彼は「他の国でも繰り返し話したように、米国の反対側にベッティングをすることは決して良いベッティングではない。 米国は今後もずっと韓国にベッティングする」と強調した。 これは韓・米・日3国共助を通じてアジア・太平洋地域で影響力を拡大している中国を牽制しようとする米国の‘アジア・太平洋再均衡政策’に対して、韓国が積極的に協力してほしいと促したものと分析される。 バイデン副大統領はまた、悪化している韓-日関係についても「韓-日関係の障害要素が早く解消され、円満な関係進展を成し遂げることを希望する」として両国の関係改善を促した。

 これに対して朴大統領は「去る60年の信頼を基に韓-米同盟がより一層深化発展することを希望する」として「中国とも戦略的協力パートナー関係を持続的に発展させ、両国国民の福祉はもちろん領域内平和と発展にも寄与しようと思う」と話した。 朴大統領は韓-日関係と関連しては「日本が重要な協力パートナーにならなければならない。 両国が信頼を基に未来指向的関係を構築できることを希望しており、そのために日本側の真正性ある措置を期待している」と‘日本の変化’を強調した。

 関心を集めた韓国の防空識別区域(KADIZ)拡大議論と関連しては、米国側の強い反対はなかったと伝えられた。 ユン・ビョンセ外交部長官は、この日の面会後のブリーフィングで「朴大統領が韓国防空識別区域に関連した政府の立場を説明し、これに対してバイデン副大統領は朴大統領の説明と韓国の努力を評価すると話した」と伝えた。 ユン長官は 「(防空区域を拡大する)政府の発表が近い将来ある予定なので、詳しい言及は差し控える。 ただしバイデン副大統領は韓国政府が取っている努力が国際慣行と規範に従っており‘きわめて合理的’と評価した」と付け加えた。

 韓国政府の‘環太平洋経済パートナー協定’(TPP)参加意思表示に対しても「バイデン副大統領は、韓国の関心表明を歓迎し、朴大統領は関連協議が円満に進行されるよう韓・米が共に努力していこうと話した」とユン長官は伝えた。 ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/614357.html 韓国語原文入力:2013/12/06 20:31
訳J.S(1326字)

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