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北韓、豪雨のために臨津江水位 最高値 更新

登録:2013-07-12 16:18 修正:2013-07-13 12:36
臨津江(イムジンガン)最前方の南方限界線必勝橋の水位が最高値を更新した12日午後、京畿道(キョンギド)漣川郡(ヨンチョングン)郡南面(クンナムミョン)住民が水位が高まった臨津江(イムジンガン)を心配そうに眺めている。 ニュース1

 長雨前線の影響で北韓地域に豪雨が降り、臨津江(イムジンガン)下流の水位が12日歴代最高値を1.3m以上更新した。

 京畿(キョンギ)漣川郡(ヨンチョングン)臨津江(イムジンガン)最前方の南方限界線である必勝橋水位はこの日午後3時10分現在8.75mを記録して‘待避警報’段階である1mを9倍近く越えた。 歴代最高値を更新した数値だ。 従来の最高記録は昨年8月20日に測定された9.45mだが、先月必勝橋を移設して測定地点が2m高まった点を考慮すればこの日の記録は従来基準で10.75mを越したものだ。

 臨津江(イムジンガン)の洪水調節用であるクンナムダムの貯水位も2010年にダム稼動後の最高値である33.47mへ上昇して計画洪水位である40mまでわずか6mほどを残している。

 韓国水資源公社はクンナムダム水門13ヶを全て開いて1秒当たり7350tの水を放流し、臨津江の水位を調節している。 クンナムダム流域は97.4%が北韓地域であるため北の降水量に直接影響を受けると言う。 水資源公社は北韓地域に200㎜以上の豪雨が降り、黄江(ファンガン)ダムの放流量が増加したうえに漣川(ヨンチョン)地域にも2日間で120㎜を越える雨が降り、臨津江の水位が大きく上昇したと見ている。

 水資源公社クンナムダム管理団関係者は「必勝橋の水位が10分当り5㎝ほど着実に上昇中なので、当分は水位がさらに高まるものと見られる。 だが危険度が深刻な段階ではなく、放流量が9100t以上にならないように洪水調節段階に入る方針」と話した。

 漣川郡(ヨンチョングン)と坡州市(パジュシ)、水資源公社クンナムダム管理団は13日まで200㎜を越える大量の雨が予報されたことにより非常勤務体制に入った。 漣川/パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/595486.html 韓国語原文入力:2013/07/12 16:02
訳J.S(874字)

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