登録 : 2017.06.27 22:23 修正 : 2017.06.28 06:24

現地メディアとのインタビューで 
「性的奴隷の証拠ない」 
「少女像は憎悪の象徴物」 
少女像建設委「歴史否定の試みに強く失望」

篠塚隆総領事=リポーターニュースペーパーのホームページよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社
 米国ジョージア州アトランタの篠塚隆日本総領事が、現地の地域メディアとのインタビューで「慰安婦は売春婦」と主張し、韓国人団体などが反発している。

 ジョージア州の地域新聞「リポーターニュースペーパー」に23日掲載された記事によれば、篠塚隆総領事は「日本軍が第2次世界大戦期間にほとんどが韓国から来た女性たちを性的奴隷にしたという“証拠はない”」として、「その女性たちは金を受け取った売春婦だった」と主張した。

 篠塚隆総領事はインタビューで「これ(少女像)は単純な芸術造形物ではない」として「日本に対する憎悪と怒りの象徴物だ」と主張した。

 アトランタ少女像建設委員会(委員長キム・ペクキュ)と現地の韓国人社会は、米国南部としては初めてジョージア州の小都市ブルックヘブンの市立公園に平和の少女像を建設し、30日に除幕式を開く予定だ。篠塚隆総領事は、ブルックヘブン市長と市議会を相手に持続的に少女像建設反対ロビーをした人物として知られている。

 アトランタ少女像建設委員会は26日(現地時間)、声明を通じて「駐アトランタ日本総領事が、慰安婦を認めず、性的奴隷になった女性たちを“謝礼を受け取った売春婦”と呼んだことは、日本外務省の公職者としては近来例を見ない出来事」と批判した。建設委は「これは慰安婦女性の苦痛と犠牲を認知して謝るという従来の日本政府の声明と矛盾するものであり、日本政府はもはや慰安婦の存在を信じないということなのかという疑問を投げかけたことになる」と明らかにした。さらに「歴史を否定しようとするこうした試みに強く失望した」として「ジョージア州の政治家と機関を相手に慰安婦の歴史への支持を撤回するよう攻撃的戦術を繰り広げている日本政府は理解できない」と述べた。

 ブルックヘブンの少女像は、カリフォルニア州グレンデール市立公園、ミシガン州サウスフィールド韓国人文化会館に続き、米国内で3番目に設置される平和の少女像だ。当初アトランタ少女像建設委は、アトランタ民権人権センターに少女像の設立を推進したが、センター側が突然敷地の契約を取り消した。

 ブルックヘブン少女像除幕式には、慰安婦被害者で映画『鬼郷』の実在の主人公であるカン・イルチュルさん(89)も参加し、被害の惨状を証言する。カンさんは2015年8月、アトランタで開かれた証言会で「アトランタの韓国人社会も少女像建設の先頭に立ってほしい」とお願いしたことがある。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-06-27 15:30
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/800442.html 訳J.S(1264字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue