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中国、対北朝鮮輸出禁止品目を追加発表

登録:2016-06-15 22:11 修正:2016-06-16 06:47
核・ミサイル開発可能な物質を禁止 
化学・生物兵器に使われる物質も
中国の遼寧省丹東市と北朝鮮の新義州市を結ぶ鴨緑江大橋を通る北朝鮮行きの貨物トラック=資料写真//ハンギョレ新聞社

 中国政府が14日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案に沿った対北朝鮮輸出禁止品目を追加発表した。

 中国商務部は同日夕方に発表した「第22号公告」を通じ、「大量破壊兵器とその運搬手段の関連物質や技術を朝鮮(北朝鮮)に輸出することを禁止する」としてリストを発表した。この公告は、工業情報化部、国家原子力機関、税関総署(税関)などの共同名義で発表され、発表と同時に執行されると明らかにした。

 リストには、まず核・ミサイルを開発できる物質として、環状磁石材料、マレージング鋼、磁性合金材料、可変周波数ドライブ(VFD)、高強度アルミニウム合金、繊維と微細繊維、樹脂浸透加工材であるプリプレグ、巻線機、圧縮型旋盤、レーザ溶接設備、デジタル旋盤、プラズマ切断機、金属水素化合物など12種が提示された。

 また、化学兵器と生物兵器に使用される可能性がある塩化アルミニウム、酸化硫黄などの化学物質と反応器、冷却器、ポンプなどの実験用道具の輸出も禁止された。リストには、「安保理決議案2270号による」という説明がついており、ほとんどの項目には具体的な規格が提示された。

 中国政府は、今年4月初め、国連安全保障理事会決議2270号通過以降初めて石炭、航空燃料、希土類などの品目の禁輸措置を発表した。

北京/キム・ウェヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-06-15 09:47

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/748268.html 訳H.J

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