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北朝鮮に義理通すキューバ、韓国とは修交不可能か

登録:2015-02-03 00:25 修正:2015-02-03 07:47
韓流ブームが広がり人的交流も増加
企業ら 投資拡大方案を打診中
キューバ首都ハバナ革命広場にある内務省ビル外壁にキューバ革命指導者のチェ・ゲバラの顔と共に「永遠の勝利のその日まで」という文字が書かかれてある。 ハバナ/パク・ヒョン特派員//ハンギョレ新聞社

 米国とキューバが国交正常化の道に入ったことにより、キューバと外交関係を結んでいない国は韓国とイスラエルだけになった。イスラエルは過去20年、国連で米国の対キューバ禁輸措置解除決議をするたびに米国の肩を持って反対した唯一の国だった点が考慮されたと見られるが、キューバが韓国と修交しないのはキューバと北朝鮮間の密接な関係が主因だという。

 1960年に国交を樹立した北朝鮮とキューバは、今も密接な関係を維持している。 韓国政府は約10年前からキューバとの外交関係樹立のために精魂を込めてきたが、未だ実現できずにいる。北朝鮮は今でも南北アメリカで最も多い50人前後をハバナ所在の大使館に派遣している。 昨年末、国連総会で北朝鮮人権決議案の表決がされた時もキューバが先鋒をきって国際刑事裁判所(ICC)付託に反対する修正案を提出した。 それだけ北朝鮮外交でキューバが大きな比重を占めているという話だ。 このために北朝鮮は今後もキューバと韓国間の修交を総力阻止するものと予想される。

 特に、キューバは1980年代中盤に北朝鮮が軍需品を無償支援したことを今も感謝していると伝えられる。当時キューバは旧ソ連がこれ以上安保支援はできないと通知して危機意識を感じたが、金日成北朝鮮主席が小銃10万丁と弾薬を無償で送ったという。 カストロは2013年に自叙伝で当時を回顧し、北朝鮮に謝意を示したこともある。 しかし両国は軍事交流以外には経済や文化交流は殆どないのが実情だ。

 キューバでも数年前から『内助の女王』等の韓国ドラマが放映され韓流が広がり、韓国人観光客が年間4000人に達するなど交流が増加しているため国交樹立の条件は熟しているというのが現地の雰囲気だ。 米キューバ間の国交正常化宣言発表以後、現代・起亜自動車、サムスン電子、LG電子など韓国の大企業が相次いでキューバを訪問し、事業拡大方案を打診中だ。 キューバは経済改革の過程にあり、外国人投資を求めているという点が韓国には有利な条件だ。 韓国-キューバ交流協会クォン・ビョンアン事務局長は「韓国政府は積極的に修交したいが、キューバは義理を大切にして北朝鮮との同時修交を負担に感じているものと理解する」と話した。

ハバナ/パク・ヒョン特派員

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/676541.html 韓国語原文入力:2015/02/02 21:41
訳J.S(1147字)

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