登録 : 2016.03.10 08:58 修正 : 2016.03.11 11:21

中国発「需要ショック」予測

中国発「需要ショック」で輸出減少//ハンギョレ新聞社
 中国の2年間の経済成長率が展望値より1%ポイント下がると、韓国は5年間で、年間国内総生産(GDP)の8.9%に当たる輸出が減少するとの試算が出された。中国の先月の輸出額が、前年比25.4%、輸入額で13.8%減少したと集計された中で出された見通しだ。

 9日、国際通貨基金(IMF)が出した報告書によれば、中国の成長率の下落で輸入が10%減少すると、世界の輸出額は全総生産比で1.2%減少するものと予想された。2017年には2.0%まで減少幅が大きくなるが、2020年には0.2%で影響が減るものと予想された。このシナリオは、中国の成長率が国際通貨基金の予測値(2016年6.3%。2017年6.0%)を1%ポイント下回る状況を仮定したものだ。

IMF、中国の成長率展望1%p下落時
世界の総生産、来年1.1%縮小予想

 中国が最大輸出市場となる韓国には、影響がさらに深刻になると予想された。韓国の国内総生産比の輸出減少幅の予測値は、2016年に2.64%、2017年に3.72%で、世界全体の減少幅の2倍だ。韓国の減少幅は2018年に1.63%、2019年に0.63%、2020年に0.25%に下がると予想された。報告書では金額は示されなかったが、昨年の国内総生産(約1463兆6千億ウォン=約158兆円)に代入して、5年間130兆ウォン(約12兆円)の輸出減少を予想した。韓国のような周辺国、中東やアフリカの資源輸出国が中国の需要低迷に大きな影響を受ける国に選ばれた。

 報告書は、この「需要ショック」が世界の総生産を2016年に0.4%、2017年に1.1%縮小させるものと見た。世界全体が中国ほどの成長率の下落を経験するという予想は、貿易中心国である中国から始まる。貿易相手国の中国に対する輸出だけでなく、その影響を受ける第3国間の貿易縮小も計算に入れた。中国に対する輸出が減ることになれば、輸入余力も減少する“ネットワーク効果”からに他ならない。香港、シンガポール、韓国のように貿易が活発な国が、中国の輸入削減効果を外部に積極的に伝播させると予想された。

 報告書は中国の成長率が下落するとの見通しが続いていると指摘し、「輸入ショックの危険が増大しており、これは輸入にあまり依存しないようにする(中国政府の)消費主導の成長モデルとも連結されている」とした。

イ・ボンヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-03-09 21:16

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/734170.html訳Y.B

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