登録 : 2016.01.25 23:33 修正 : 2016.01.26 15:29

微減はあるが他国より減少幅少なく 
携帯電話・半導体は善戦、テレビは劣勢

 韓国の輸出全体の萎縮ムードの中で危機論が広まり始めた情報通信技術(ICT)分野は、昨年相対的に善戦したことが分かった。

年度別ICT分野の輸出実績//ハンギョレ新聞社
 未来創造科学部と産業通商資源部は25日、「2015年情報通信技術分野輸出実績」を発表した。 昨年の輸出は前年対比で1.9%減った1729億ドル、輸入は3.6%増えた913億ドルで全体の貿易収支は816億ドルの黒字だった。 これは昨年の全世界情報通信技術分野の成長率が-5.8%(市場調査機関ガートナー)であった点を考慮すれば、それなりに良い成績表だ。 特に経済協力開発機構(OECD)加盟国では情報通信技術分野の交易規模は前年比で6.2%減少した状況だった。

 昨年1~8月の国家別情報通信技術の輸出額順位では、1位は中国で7280億ドルを達成し前年比1%成長したことが分かった。 輸出規模でビッグ5に入る国は、中国を除いて全て輸出規模が減少した。 2位の米国は輸出額が1.5%減少し1690億ドルに終わった。 次いで韓国が1136億ドル(-0.004%)、ドイツ1119億ドル(-11.2%)、日本858億ドル(-8.0%)で後に続いた。 韓国の減少幅は僅かだったが、残り3カ国は大幅な減少だった。

 品目別に見れば、携帯電話と半導体は善戦したが、ディスプレイとデジタルテレビが劣勢を示していた。 小米(シャオミ)のようなスマートフォン分野の中国企業の躍進にもかかわらず、携帯電話部門は昨年上半期まで前年水準を持続し、下半期には携帯電話部品の輸出が増えて前年比9.8%成長した290億ドルの輸出を達成した。 半導体も0.4%小幅ながら成長して629億ドル分を売り上げた。 反面、ディスプレイは世界的に需要が減少したうえに中国が低価格戦略を展開して輸出額が6.8%減った325億ドルに終わった。 デジタルテレビも26.1%減少し、輸出額が50億ドルに留まった。

 問題は今年だ。世界的な情報通信分野投資の鈍化と円熟期に入ったスマートフォン、タブレット機器の販売減少により低成長が予測される中で、中国企業等の攻勢がさらに強まると展望されるためだ。 ガートナーは今年の成長率を0.6%と見通した。

クォン・オソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-25 20:09
http://www.hani.co.kr/arti/economy/it/727812.html 訳J.S(1061字)

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