登録 : 2015.12.12 00:29 修正 : 2015.12.12 05:28

輸入物価も2007年10月以来最低の水準 
世界原材料需要不振も影響

韓国銀行が発表した毎月の輸出入物価上昇率。上が輸出物価、下が輸入物価。 2014年8月から2015年10月まで前年同月に比べた割合(%)//ハンギョレ新聞社
 原油価格の下落と世界的な需要不振の影響で、輸出物価が29年前の水準まで低下した。輸出を通じた景気回復を期待するのは、これまで同様難しいものと見られる。

 韓国銀行が11日発表した先月の輸出物価指数(2010年=100、ウォン貨基準)は80.98で、10月より1.0%下落した。昨年11月に比べると、8.6%下落した。この数値は、1986年9月(80.79)以来29年2カ月間で最も低いものだ。輸出物価の下落は輸出企業の採算性が悪化したことを意味する。

 輸出物価は昨年半ばから下落傾向にある油価の影響を多く受けている。「石炭と石油製品」の価格が4.2%(前年同期比-36.7%)減少した。「第1次金属製品」も2.5%、「電気・電子機器」も1.4%下落した。韓国銀行は、11月のドバイ油の平均価格がバレル当たり41.61ドルで、前月より9.2%低下するなど、原油価格の下落が続いたのが石油製品の価格を引き下げたと分析した。

 これと共に、輸入物価指数も下がっている。11月の輸入物価指数は77.03で、前月より1.7%低下し、2007年10月以来最も低かった。エネルギー類の輸入が多い韓国の貿易構造の特性のため、輸出より輸入物価が下落したことで貿易の条件は好転している。同じ品物を輸出したお金で輸入できる量が過去に比べて増加したのだ。

 しかし、最近の輸出・輸入物価の下落は、需要不振が大きな影響を及ぼしているという問題点を抱えている。中国などの経済発展の減速が原材料価格を引き下げたことで、原材料輸出国はその影響で景気鈍化と需要不振に陥っている。韓国貿易協会国際貿易研究院のパク・ソル研究員は、「最近、輸出の減少と輸出物価の下落は需要萎縮という世界的に共通の問題によるものでもある」と述べた。

イ・ボンヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-12-11 19:29

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/721513.html訳H.J

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