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科学技術競争力で中国が韓国を13分野で上回る

登録:2015-01-12 00:24 修正:2015-01-12 14:20
現代経済研究院の韓・中・日・独比較
4か国の科学・技術競争激化
特許出願件数は日本の4分の1
研究・開発投資規模では中国1位

 産業競争力の主要な源泉である科学・技術競争力において韓国、中国、日本、ドイツなど4か国間の競争が激化しており、中国が重点技術分野で韓国を追い抜き、猛追していることが分かった。

韓・中・日・独4か国の科学・技術競争力総合指数。//ハンギョレ新聞社

 11日、現代経済研究院が発表した報告書「韓・中・日・独の科学技術競争力比較」によると、電子情報通信、医療、バイオなど7大重点科学技術の合計85分野のうち、13分野は中国がすでに韓国を上回っている。 7大重点分野で、2008〜2012年の間、最高の技術保有国との技術格差縮小年数(各分野の平均)は、韓国が1.3年、中国が2.7年、日本が0.0年で、中国が急速に技術格差を縮めている。

 4か国の科学・技術競争力を投入と成果の面で比較したこのレポートは、絶対指標と相対指標(国家経済規模の差を反映)に分けて分析を行った。相対的投入指標では、韓国が1997年以降科学技術強国である日本とドイツに速いスピードで追いついていることが分かった。国内総生産(GDP)比の研究・開発(R&D)投資比率は、韓国(4.36%、2012年)が日本(3.35%)やドイツ(2.98%)、中国(1.98%)を上回った。経済活動人口1千人当たりの研究員数も韓国(12.4人、2012年)が日本(9.9人)やドイツ(8.2人)、中国(1.8人)よりも多い。

 これに比べ、業績評価指標では韓国が中間レベルに留まっている。つまり、研究員1人当たりの国際特許(PCT)出願件数・科学論文編数は韓国(0.038件・0.089編)が日本(0.068件・0.072編)とドイツ(0.054件・0.137編)に比べ少ないが、中国(0.013件・0.086編)よりは多い。

 絶対指標では韓国がすべての面で遅れをとっている。 2012年韓国の研究・開発投資規模は総654億ドル、研究員は計31万6000人で、それぞれ1位の中国(2千935億ドル・140万4千人)に比べて非常に少ない。韓国の特許出願件数(1万2千件、2012年)は、日本の25%、中国やドイツの60%水準である。絶対規模における科学・技術競争力総合指数(韓国2005= 100)は、韓国(185.4·2012年)が中国(565.0)や日本(645.7)、ドイツ(362.5)よりも非常に低い。

チョ・キェワン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015/01/11 20:32

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/673100.html  訳H.J

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