共に民主党は、30代の女性航空宇宙専門家を選挙対策委員会の共同常任選対委員長として迎え入れた。これまで求人難に悩まされてきた民主党は、外部からの人材スカウトを急ぐことで、本格的な外延の拡大に乗り出すとみられる。
民主党は29日、西京大学のチョ・ドンヨン助教授(39、軍事学科)を選対委に迎え入れたことを明らかにした。チョ助教授は陸軍士官学校を出た元軍人で、イラクに派遣されたザイトゥーン師団や韓米連合司令部、陸軍本部政策室などで17年間服務し、現在は子育て中の「ワーキングマザー」だという。軍務中は慶煕大学でアジア太平洋地域学を、米ハーバード大学ケネディスクールで公共行政学を学び、昨年から西京大学未来国防技術創業センター長を務める航空宇宙の専門家だと民主党は紹介した。チョ助教授はソン・ヨンギル代表の推薦で合流が実現し、ソン代表と共に共同常任選挙対策委員長を務めることになる。民主党は最初の人材スカウトに成功したことで、これまで静かだった外延の拡大のスタートになることを期待している。