韓国政府が来月初めに国内に導入される新型コロナウイルスワクチンの接種のため、全国に250の接種センターを指定して運営することにした。低温流通しなければならないmRNAワクチンは接種センターで、常温保管が可能なワクチンはインフルエンザ予防接種のように委託医療機関約1万カ所で接種を行う。
行政安全部は21日午前、オンライン定例ブリーフィングを通じて、こうした内容が含まれた「新型コロナウイルスワクチン接種センターの準備事項」を説明した。行安部のパク・ジョンヒョン安全疎通担当官は「ワクチンの導入日程が当初の2月末から2月初めに繰り上げられ、旧正月前に最初のワクチンが入ってくる可能性が高まったことから、ワクチン接種を実施する委託医療機関と接種センター指定日程を急いでいる」と述べた。
行安部は低温を維持しなければならないなど、保管と流通が難しいmRNAワクチンのファイザーとモデルナのワクチン接種のため、全国250カ所で接種センターを運営することにした。全国226の市郡区ごとに1カ所設置するが、人口50万人以上の市郡区は1カ所以上設置し、適切なスタッフと場所がなければ隣接した市郡区と共同設置する案も認めることにした。
接種センターは、自然換気が可能で、大規模な接種と距離置きが実施可能な場所が指定される。入口と出口が分離でき、交通の便が良い場所が望ましいとされ、体育館や市民会館のような大規模な公共施設が選ばれる可能性が高い。自家発電施設や電気照明施設、冷暖房施設、換気施設が備えられ、異常反応の発生に備えて応急医療機関にアクセスしやすいことも重要な選定基準だ。政府はその日の接種者数に応じて、医師や看護師、行政スタッフの配置計画もまとめることにした。
パク担当官は「前日までに受け付けられた候補地150カ所は体育館が93カ所、公演・文化施設が30カ所、医療施設が12カ所、遊休地・運動場・公園10カ所、官公署などが5カ所」だとし、「明日まで自治体から候補地の提出を受けた後、疾病管理庁とともに審査し、来週初めに最終決定する計画」と述べた。
常温保管が可能なアストラゼネカとヤンセンなどのワクチンは委託医療機関で接種する。パク担当官は「委託医療機関の場合、従来のインフルエンザ予防接種のために指定した病院2万カ所のうち適正な1万カ所を選べばいいので、指定に大きな問題はない」と述べた。