本文に移動

韓国防疫当局、年末までワクチン2種類以上の契約完了目指す

登録:2020-12-15 06:22 修正:2020-12-15 07:48
韓国政府「抗体治療薬は臨床第2相終了」
今月13日午後、ソウル江南区保健所の選別診療所を訪れた市民たちが新型コロナウイルス検体採取のために問診票を作成した後、順番を待っている/聯合ニュース

 韓国の防疫当局は、年末までに2種類以上の新型コロナウイルスワクチン製品についての契約を完了するのが目標だと明らかにした。

 中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長は14日の定例ブリーフィングで、「(4400万人分に対するワクチンのうち)アストラゼネカのワクチンは購買契約まで完了した状況で、残りの3つの製品に対しては購買確約をして契約書を検討している」とし、「少なくとも2種類以上は年末までに契約を完了することを目標に協議を進めている」と述べた。ファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ヤンセンとは購買確定書を、モデルナとは供給確約書を締結した状態だ。さらにチョン本部長は「イ・ナギョン共に民主党代表が3月にはワクチンを接種できるよう努力すると言及したが、最も早く国内に導入されるのはアストラゼネカのワクチン」だとし「国内生産でもあり、供給時期の面でも最も早いと予測している」と付け加えた。

 またチョン本部長は「国内開発の抗体治療薬は現在、臨床第2相が終わって資料を分析している」とし、「抗体治療薬は初期軽症段階で投与すれば、死亡につながる重症化を予防できるものと期待している」と述べた。

ソ・ヘミ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/974188.html韓国語原文入力:2020-12-14 23:28
訳H.J

関連記事