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韓国次期大統領候補、法相と対立中のユン検察総長が「支持度急上昇」

登録:2020-11-02 20:31 修正:2020-11-03 08:16
リアルメーター世論調査結果 
全年齢・全圏域で選好度上昇 
国政監査以後、野党圏の支持層吸収したもよう 
イ・ナギョン、イ・ジェミョンは21.5%で同率首位
8カ月ぶりに全国検察庁巡回懇談会を再開したユン・ソクヨル検察総長が、先月29日午後大田地方検察庁で地域の検事たちと懇談会を開き、記念写真を撮っている/聯合ニュース

 次期大統領候補支持度で、ユン・ソクヨル検察総長が10%台後半まで急上昇し、トップを走っていた共に民主党のイ・ナギョン代表とイ・ジェミョン京畿道知事に肉迫しているという世論調査結果が2日発表された。

 この日、リアルメーターが「オーマイニュース」の依頼で先月26日から30日まで全国の18歳以上男女2576人を対象に次期大統領候補支持度を調査した結果(信頼水準95%、標本誤差±1.9ポイント)によれば、ユン総長は17.2%で前月より6.7ポイント上昇したことが分かった。最高検察庁の国政監査でユン総長がチュ・ミエ法務部長官と対立し、その後第一線の検事たちがチュ長官と対立する様相になり、全野党陣営支持層の支持率を吸収した結果と解釈できる。

 ユン総長に対する支持度は、ほとんどのエリアで上昇した。仁川・京畿道で8.3ポイント上がり最大幅の上昇を示し、続いて釜山・蔚山(ウルサン)・慶尚南道で7.7ポイント、大邱(テグ)・慶尚北道で7.1ポイント、光州(クァンジュ)・全羅道で4.7ポイント、ソウルで3.8ポイント上がった。また、保守層(10.4ポイント)だけでなく、中道層(7.0ポイント)と進歩層(5.6ポイント)でも支持度が上がった。

 汎与党圏では、イ・ナギョン代表とイ・ジェミョン知事が21.5%で同率首位を占めた。イ代表は前月より1.0ポイント下がり、イ知事は0.1ポイント上がった。次いで国民の党のアン・チョルス代表(4.9%)、無所属のホン・ジュンピョ議員(4.7%)、オ・セフン元ソウル市長(3.6%)、ファン・ギョアン元未来統合党代表(3.3%)、チュ・ミエ法務部長官(3.1%)、ウォン・ヒリョン済州道知事(3.0%)が後に続いた。支持候補がいないという回答は6.1%、分からない・無回答は2.2%だった。ユン総長の支持率上昇で、汎与党圏(50.6%)と全野党陣営(40.4%)候補群の支持率格差は10.2ポイントに狭まった。

 詳しい内容はリアルメーターや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

ノ・ヒョンウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/968132.html韓国語原文入力:2020-11-02 14:05
訳J.S

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