次期大統領候補支持度で、ユン・ソクヨル検察総長が10%台後半まで急上昇し、トップを走っていた共に民主党のイ・ナギョン代表とイ・ジェミョン京畿道知事に肉迫しているという世論調査結果が2日発表された。
この日、リアルメーターが「オーマイニュース」の依頼で先月26日から30日まで全国の18歳以上男女2576人を対象に次期大統領候補支持度を調査した結果(信頼水準95%、標本誤差±1.9ポイント)によれば、ユン総長は17.2%で前月より6.7ポイント上昇したことが分かった。最高検察庁の国政監査でユン総長がチュ・ミエ法務部長官と対立し、その後第一線の検事たちがチュ長官と対立する様相になり、全野党陣営支持層の支持率を吸収した結果と解釈できる。
ユン総長に対する支持度は、ほとんどのエリアで上昇した。仁川・京畿道で8.3ポイント上がり最大幅の上昇を示し、続いて釜山・蔚山(ウルサン)・慶尚南道で7.7ポイント、大邱(テグ)・慶尚北道で7.1ポイント、光州(クァンジュ)・全羅道で4.7ポイント、ソウルで3.8ポイント上がった。また、保守層(10.4ポイント)だけでなく、中道層(7.0ポイント)と進歩層(5.6ポイント)でも支持度が上がった。
汎与党圏では、イ・ナギョン代表とイ・ジェミョン知事が21.5%で同率首位を占めた。イ代表は前月より1.0ポイント下がり、イ知事は0.1ポイント上がった。次いで国民の党のアン・チョルス代表(4.9%)、無所属のホン・ジュンピョ議員(4.7%)、オ・セフン元ソウル市長(3.6%)、ファン・ギョアン元未来統合党代表(3.3%)、チュ・ミエ法務部長官(3.1%)、ウォン・ヒリョン済州道知事(3.0%)が後に続いた。支持候補がいないという回答は6.1%、分からない・無回答は2.2%だった。ユン総長の支持率上昇で、汎与党圏(50.6%)と全野党陣営(40.4%)候補群の支持率格差は10.2ポイントに狭まった。
詳しい内容はリアルメーターや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。