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韓国国民64%、「政府の不動産政策、間違っている」…現政権発足後最高値

登録:2020-07-11 05:54 修正:2020-07-11 07:40
大統領の国政遂行に対する支持度47%…前週より3%p下落
文在寅大統領が今月9日午前、京畿道利川市SKハイニックス利川キャンパスを訪問し、素材・部品・装備の関係者たちと話し合っている=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行に対する支持率が6週連続下落し、50%を下回った。現政権発足後初めて「不動産政策」が大統領の職務遂行に対する否定的評価の第1要因に挙げられた。

 韓国ギャラップは10日、今月7~9日に全国の成人1001人を対象に調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1%)した結果、文大統領が職務を「うまくやっている」という回答は先週より3ポイント低い47%を記録したと発表した。否定的に評価した回答者は44%だった。

 文大統領の40%台の支持率は3月第3週(49%)以降16週ぶりだ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の防疫に成功したと評価され、5月第1週に71%まで上がった支持率が、5月の第4週から6週連続下落し、今週40%台まで下がった。特に今週の肯定的評価の下落と否定的評価の上昇は首都圏と50代で目立ち、性向別では保守層より中道・進歩層で変化が大きかったと、韓国ギャラップは分析した。

 大統領の国政遂行に対する支持率の下落は、不動産政策論議が主な原因になったものとみられる。職務遂行に対する否定的見解を示した回答者は、その理由として不動産政策(25%)を最も多く挙げており、経済・民生問題の解決不足や全般的に不十分(以上11%)、北朝鮮関係(9%)、独断的・一方的・偏向的(5%)、人事問題(4%)、過度な福祉、COVID-19への対処が不十分(以上3%)などの順だった。不動産問題が職務遂行に対する否定的評価の理由の第1位になったのは、現政権発足以来初めてだ。

 韓国政府の不動産政策に対する評価を聞く質問でも「うまくやっている」という回答は17%に過ぎなかった。64%は「間違っている」と答え、20%は評価を保留した。韓国ギャラップが文在寅政府初期の2017年8月から現在まで実施した14回の不動産政策評価で、否定的な回答の割合は、今回が一番高い。 詳しい内容は、韓国ギャラップや中央選挙管理審議委員会のホームページを参照。

チャン・ナレ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/953177.html韓国語原文入力:2020-07-10 18:02
訳H.J

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