本文に移動

京畿道、物流倉庫に続き葬儀場、結婚式場に「集合制限」命令

登録:2020-06-02 02:08 修正:2020-06-02 06:59
14日までの2週間、行政命令 
「防疫守則の順守時にのみ営業可能」
1日午後、京畿道庁のブリーフィングルームで、京畿道コロナ緊急対策団のイム・スングァン共同団長(京畿道医療院安城病院長)がオンラインで定例ブリーフィングを行っている=京畿道提供//ハンギョレ新聞社

 京畿道は物流倉庫、コールセンターをはじめ、葬儀場や結婚式場など、安全管理が脆弱な大衆利用施設に集合制限を命じる行政命令を下した。行政命令の適用期間は1日午後3時から14日24時までの2週間だ。

 京畿道コロナ緊急対策団のイム・スングァン共同団長は1日、「最近、首都圏内の事業所で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大規模感染例が相次いだことを受け、市中への伝播の遮断のためにこのような決定を下した」と述べた。

 今回の命令の対象は、京畿道内の物流倉庫業、運送宅配の物流施設、集荷場、コールセンター、葬儀場、結婚式場で、最近集団感染が発生した物流関連の業種、利用者が多く安全管理が脆弱な業種、および大衆利用施設の中から、国民の経済活動を考慮して選び出した。

 これらの施設は防疫守則を順守する場合にのみ営業のための集合が可能で、事業所共通指針および主要な事業所ごとの守則を順守しなければならない。

 京畿道は命令が順守されているかを現場で点検し、防疫守則に違反した場合は集合禁止、告発、求償などの制裁を加える方針だ。また、COVID-19の発生状況に伴って段階的に命令対象を拡大するとともに、期間延長も検討する計画だ。

 一方、1日午前0時現在、京畿道内で新たに確認された感染者は12人で、富川クーパン物流センター関連が1人、市中感染10人、海外流入関連が1人だった。市中感染の10人中8人は安養(アニャン)・軍浦(グンポ)の牧会者の会関連で、1人は広州幸福療養院関連、1人は原因不明で疫学調査中だ。

 富川クーパン物流センター関連の感染者は1日0時現在で計112人で、このうち京畿道内の感染者は前日0時に比べ1人増の計50人だ。このうちクーパン職員が32人、市中への更なる伝播による感染が18人だ。

ホン・ヨンドク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/947442.html韓国語原文入力:2020-06-01 19:19
訳D.K

関連記事