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北朝鮮「昨日の発射はミサイルでなく新型ロケット砲」

登録:2019-08-01 10:02 修正:2019-08-02 01:03
金正恩委員長、7月31日発射を“指導” 
労働新聞1面報道 
「短距離弾道ミサイル」という韓米共同評価とは異なり 
「新型大口径操縦放射砲」と発表 
金委員長「この標的に置かれることを自ら招来した勢力には悩みになるだろう」 
韓国・米国を直接名指しはせず
北朝鮮の金正恩国務委員長が7月25日早朝、元山北側の虎島半島一帯で「新型戦術誘導兵器威力示威射撃」(労働新聞)、すなわち短距離弾道ミサイルの発射場面を見守っている/朝鮮中央通信・聯合ニュース

 北朝鮮は、7月31日の発射について「新型ロケット砲」であると明らかにした。合同参謀本部(合同参謀)が「韓米共同評価結果」として短距離弾道ミサイルの試験発射だと31日評価した内容と相反する。

 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「7月31日、新たに開発した大口径操縦ロケット砲の試験射撃を指導された」と労働新聞が1日付1面トップ記事で報道した。

 今回の発射は「朝鮮労働党第7回大会が提示した武力建設砲兵現代化戦略方針により、地上軍事作戦の主役を務めることになる新型操縦ロケット弾」の「初の試験射撃」と報道した。

 金正恩委員長は「この武器の標的に置かれることを自ら招来する勢力には、今日の私たちの試験射撃の結果が深刻な悩みになるだろう」と話したと労働新聞は伝えた。

 北側が31日に発射した発射体の飛行距離が250キロメートルだったとの合同参謀の初期評価結果を土台にすれば、金委員長が言及した「標的に置かれることを自ら招来する勢力」とは、事実上南と理解できる。北側はこれに先立つ7月25日の短距離弾道ミサイル2発の発射は「南朝鮮軍部好戦勢力に厳重な警告を送るための武力示威」と主張した。ただし労働新聞のこの日の報道文には、7月25日の発射報道とは違い、南側や米国を名指ししてはいない。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/904112.html韓国語原文入力:2019-08-01 09:31
訳J.S

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