本文に移動

釜山の青年6人、日本総領事館敷地内でデモ

登録:2019-07-23 07:21 修正:2019-07-23 11:17
貿易報復を批判する垂れ幕をかけようとして 
警察に全員連行され取り調べを受ける
今月22日、釜山東区日本総領事館の中で日本の経済報復を批判する垂れ幕をかけようとした青年らが、警察に連行されている=キム・ヨンドン記者//ハンギョレ新聞社

 青年6人が釜山(プサン)の日本総領事館内に入り、日本の貿易報復を批判する垂れ幕をかけようとしたが、領事館職員と警察に取り押さえられた。

 22日午後2時、釜山東区草梁洞(チョリャンドン)にある日本領事館前で、釜山や民衆連帯など40以上の市民団体が「反日闘争宣布」記者会見を開いた。幅4メートルほどの歩道で記者会見を準備中だった市民団体の活動家らは「記者会見の場所を確保する」として、領事館の裏口に立っていた警察と20分間にわたり対立した。

 午後2時25分には、日本総領事館に入った青年6人が領事館の敷地内で、「日本は謝罪せよ」というスローガンを叫び、領事館の外塀の方に垂れ幕を投げた。しかし、駆けつけた領事館職員らが彼らを制止し、塀の上にかかっていた垂れ幕を回収した。この幕には「日本の経済挑発を糾弾する」、「日本の再侵略を糾弾する」などの内容が書かれていた。

 垂れ幕をかけるのに失敗した彼らは、領事館の敷地内で「日本は経済報復について謝罪せよ」や「過去の歴史問題について謝罪せよ」などと叫びながら座り込みを試みたが、警察に連行された。日本総領事館の外で記者会見を行っていた市民団体の活動家らも青年らを応援し、「日本は謝罪せよ」と叫んだ。市民団体の活動家らは「居直って経済挑発する安倍を糾弾する」と書かれたシールを日本総領事館の塀に貼りつけた。

 警察は青年6人を現場で逮捕し、調査している。警察関係者は「彼らが請願者に見せかけ総領事館内に入ったものと把握している。住居侵入未遂などの容疑を考慮している」と述べた。

 市民団体は今月25日、地域中小商工人たちと共に日本製品の不買運動の記者会見を開き、27日には釜山鎭区西面(ソミョン)で大規模な反日集会も開く計画だ。市民団体関係者は「全国各地で自発的な反日運動が起こっている。安倍政権の挑発に打ち勝つためには、より多くの市民が参加して、ろうそくを掲げなければならない」と述べた。

キム・ヨンドン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/902825.html韓国語原文入力:2019-07-22 21:17
訳H.J

関連記事