3・1運動100周年を控え、忠清北道清州市(チョンジュシ)の牛岩山(ウアムサン、353メートル)の山裾にある3・1公園に改めてスポットが当てられている。
清州市内が一望できる公園には、申洪植(シン・ホンシク)、権東鎭(クォン・ドンジン)、孫秉煕(ソン・ビョンヒ)、権秉徳(クォン・ビョンドク)、申錫九(シン・ソック)先生からなる1919年独立宣言書に署名して3・1運動を主導した忠清北道出身民族代表5人の銅像が立っている。1988年、忠清北道と忠清北道の市民団体が公園を作る時、鄭春洙(チョン・チュンス)の銅像も共に立てられたが、彼の親日行為が明らかになり、1996年2月に市民団体などが銅像を倒した。今その場所には日帝に抵抗した市民運動を形象化したたいまつの彫刻が立っている。パク・コルスン忠北大学教授(史学科)は、「忠清北道は民族代表33人のうち6人(鄭春洙を含む)を輩出するほど3・1運動に対する熱意と参加が高かった。その意思を賛えて3・1公園を作った」と話した。
牛岩山の山裾に3・1公園を作った背景は、日帝の残滓を民族の精気で置き変えようとする動きのためだったという証言がある。忠清北道3・1運動および大韓民国臨時政府樹立100周年記念事業推進委員会のチョン・ジソン共同代表は「3・1公園のすぐそばにかつて日本の神社があった。日帝の残滓を民族の精気で置き変えるために公園を作ったと理解している」と話した。
来月1日の忠清北道地域の3・1運動100周年行事もここから始まる。イ・シジョン忠清北道知事、ハン・ポムドク清州市長などはこの日の朝、ここを参拝した後に午前10時に清州芸術の殿堂などで開かれる3・1運動100周年記念式に参加する予定だ。
この日には100年前に清州の各地で起きた万歳運動も再現される。市民1千人余りは、清州市南州洞(ナムジュドン)小公園からソンアン道まで万歳街頭行進を行なう。100年前、清州に市が立った3月7日、ここで「大韓独立万歳」の叫びが鳴り響いた。チョン・ジソン共同代表は「当初ソウルなどで万歳運動があった翌日、印宗益(イン・ジョンイク)先生が独立宣言書を清州に伝達し、共に万歳運動を行おうとしたが、日本警察に逮捕され失敗に終わった。しかし、次の市が立つ日だった7日、大々的な万歳運動が広がった」と話した。