韓日「レーダー・威嚇飛行対立」の余波で、両国間の軍事交流協力も“オールストップ”の兆しを見せている。
27日、国防部と海軍によれば、キム・ミョンス海軍1艦隊司令官は毎年実施してきた海軍-海上自衛隊交流日程に基づき、翌月に日本の舞鶴港にある舞鶴地方隊(艦隊司令部)基地を訪問する予定だったが、最近訪問計画を延期した。軍関係者は「今年は2月に我々が日本の海上自衛隊基地を訪問する番だった」として「今回は訪問しないと日本側に通知した」と明らかにした。
日本政府は、予定されていた海上自衛隊の護衛艦「いずも」の釜山港入港を保留する方針だと日本メディアがこの日報道した。日本防衛省は、今春韓国で開かれる東南アジア国家連合(ASEAN)拡大国防長官会議(ADMM-Plus)に合わせて釜山港にいずもなど護衛艦数隻の入港を計画していた。韓国周辺海域で4月に多国間海軍合同演習も進行される予定であるためだ。
日本は、海軍合同演習には参加しても護衛艦を釜山に入港させはしない方針だと伝えられた。匿名の防衛省関係者は毎日新聞に、「多国間合同演習への参加とは別に、韓国との二国間防衛交流は当分避けざるをえない」と話した。岩屋毅防衛相も26日「(合同演習に)どんな形で参加するのが適切か、検討する」として、いずもの釜山港入港を保留する可能性があることを示唆した。