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日本、レーダー葛藤“幕引き”…自衛隊艦艇の釜山入港見送りを検討

登録:2019-01-23 22:32 修正:2019-01-24 07:33
読売報道…自民党議員「国会で韓国に非難決議を」
国防部が4日に公開した動画画面の一部=国防部ユーチューブより//ハンギョレ新聞社

 日本が“レーダー論議”に対する不満のために、予定されていた自衛隊艦艇の釜山入港を保留する方案を検討中だと読売新聞が23日報道した。

 この新聞は、匿名の日本政府関係者の話を引用して「今春に予定された海上自衛隊護衛艦の釜山入港を見送ることも検討している」と伝えた。日本防衛省は21日、韓国海軍の広開土大王艦が日本の哨戒機に向け射撃統制用レーダーを照射し、哨戒機は威嚇的な低空飛行をしていないというこれまでの主張を繰り返す「最終見解」を発表した。これに対し韓国国防部は、日本側の主張に再反論し強い遺憾を表わした。

 22日に自民党が開催した国防部会の会議で、議員たちは韓国に対し荒い発言を吐き出した。「韓国に制裁を加えるべきだ」、「国会で韓国に対する非難決議を上げよう」のような意見が出てきた。軍事交流の中断要求も出された。会議に参加した岩屋毅防衛相は「日韓、日米韓防衛協力を継続する努力はするが、(状況によって)タイミングと内容を見ながら適切に判断する」と話した。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/879536.html韓国語原文入力:2019-01-23 15:50
訳J.S

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