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正義党、広域比例3位に躍進…緑の党はソウル・済州で“突風”

登録:2018-06-16 07:18 修正:2018-06-16 10:43
領土広げた進歩政党
14日午前、国会で開かれた中央選対委の全体会議および解団式で発言する正義党のイ・ジョンミ代表/聯合ニュース

正義党、全国得票率8.97% で3位
広域議員11人・基礎議員26人当選
光州・全北では12%台で2位の気勢 
進歩政治実現する橋頭堡作る

緑の党シン・ジエ、ソウル市長選で4位
コ・ウニョン、済州道知事選で3位
エコ・フェミニズム議題で善戦

 6・13地方選挙は共に民主党の「圧勝」で幕を下ろしたが、 同時に、正義党・緑の党など進歩政党の「可能性」が確認された。正義党は政党得票率で共に民主党・自由韓国党に次いで3位を記録し、緑の党はフェミニズム・エコロジズムを掲げた20代・30代の若者候補らが「意味ある波乱」を起こした。

 正義党は広域・基礎自治体長を1人も輩出できなかったが、広域自治体議員比例代表選挙の政党得票率で8.97%を得たことが分かった。 民主党(51.42%)と自由韓国党(27.76%)に次いで3番目に高い数値だ。 国会では6議席の小数政党だが、政党得票で正しい未来党(7.81%)と民主平和党(1.53%)を追い抜いた。

 光州(クァンジュ)(12.77%)・全羅北道(12.88%)では、「湖南(ホナム:全羅南北道を指す)政党」である平和党を押し出して第1野党の位置に上がる気炎を吐いた。 シン・ジャンシク事務総長は14日の電話インタビューで「湖南政治1番地である光州で正義党が第1野党になったことは、野党が与党(民主党)と改革競争をしなければならないという点で、韓国政治が進むべき未来を見せたもの」だと話した。

 正義党の当選者数も大幅に増えた。4年前の地方選挙では基礎自治体議員11人だけだったが、今回の選挙では広域議員11人と基礎議員26人が当選した。 特に、高まった政党得票率の力で広域議員11人中10人が比例代表で当選した。正義党はソウル(クォン・スジョン)、京畿(イ・ヘウォン、ソン・チヨン)、仁川(チョ・ソニ)、光州(チャン・ヨンジュ)、全羅南道(イ・ボラミ、チェ・ヒョンジュ)、全羅北道(チェ・ヨンシム)、済州(コ・ウンシル)、忠清南道(イ・ソニョン)、慶尚南道(イ・ヨンシル)と、全国各地の広域自治体議会で進歩政治を実現することになる。 イ・ジョンミ代表はこの日中央選挙対策委員会の会議で「目標とした二桁の政党得票率には惜しくも達しなかったが、二大政党の独占体制を牽制する第3党の地位を強固にした」として「正義党は今回の選挙を踏み台に、2020年の総選挙で必ず第1野党を交替させ、韓国政治を根本的に変える」と強調した。

済州空港の前で基本所得公約のプラカードを掲げる緑の党のコ・ウニョン済州道知事候補=緑の党提供//ハンギョレ新聞社

 緑の党は今回の選挙でフェミニスト候補として注目されたシン・ジエ・ソウル市長候補とコ・ウニョン済州道知事候補をはじめ、若者・女性中心の32人の候補を出馬させたが、当選者は出せなかった。 しかし「緑の政治」の可能性を確認した。 社会的少数者を代弁するとして「フェミニスト候補」であることを前面に掲げたシン・ジエ候補は、正義党のキム・ジョンミン・ソウル市長候補を1200票余りの差で追い抜き、正しい未来党のアン・チョルス候補に次ぎ4位を記録した。また、コ・ウニョン済州道知事候補は3.5%を得票し、自由韓国党候補を抜いて3位に上がるという意味ある成果を上げた。コ候補は済州道知事選挙で初の女性候補であり30代の青年であり、他地域からの移住民出身という「3重の限界」を負って挑戦し、済州社会に「新鮮な衝撃」を投じたという。コ候補が3位の成績をおさめたのには、第2空港反対、済州国際自由都市開発センター解体などを主張する住民たちと結合して活動する中で、済州道民の心をつかんだためという評価が出ている。 緑の党では20代の青年ホ・スンギュ氏(29)が、保守的な慶尚北道の安東(アンドン)で市会議員選挙に出て16.5%を得るなど善戦した。

 緑の党のキム・ジュオン共同運営委員長は電話インタビューで「既存の進歩政党で扱わなかったエコ、フェミニズム、動物権などの議題を前面に押し出し、劣悪な条件でも可能性を確認した選挙だった」として、「2020年の総選挙での院内進出を目標に再び奮闘する計画だ」と話した。

 昨年10月に結党された民衆党は270人の候補が出馬したが、低い認知度と院内1議席政党の限界から、基礎議員11人を当選させるのに留まった。

キム・ギュナム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/849177.html韓国語原文入力:2018-06-14 21:54
訳A.K

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