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星州THAAD基地にトラック搬入…警察の強制鎮圧で住民20人負傷

登録:2017-11-22 06:51 修正:2017-11-22 10:20
暖房施設など、工事装備を乗せたトラック60台余り搬入 
「環境影響評価の後工事せよ」要求
THAAD基地が建てられた星州韶成里村の入り口にあるジンバッ橋で、住民たちが「環境影響評価もないまま工事を強行するな」と叫んでいる。だが、警察は橋の下のマットを敷いて強制鎮圧を準備した。警察鎮圧で住民など22人が負傷した//ハンギョレ新聞社

 THAAD(高高度防衛ミサイル)基地が建てられた慶尚北道星州郡(ソンジュグン)草田面(チョチョンミョン)韶成里(ソソンリ)で、警察が地域住民を強制解散する過程で住民など約20人が負傷したことが確認された。

 21日午前9時10分頃、韶成里のTHAAD基地近くで警察と対峙中の一部の住民たちが負傷して病院で治療を受けている。警察は同日明け方5時から、約60中隊5000人以上を動員し、THAAD基地への車両搬入を反対する村の住民約100人と対峙した。住民は村付近のジンバッ橋で1トントラックや乗用車5台、コンテナ1個などを置き、警察と対峙した。ジンバッ橋は韶成里村会館から700メートルほど離れている。

 警察は4時間にわたり対峙し、万一の事態に備えて高さ5~6メートルのジンバッ橋の下にマットを敷いておき、午前9時10分頃に対峙していた住民たちを強制解散させた。この過程で住民約20人がけがをし治療を受けた。星州郡草田韶成保健診療所の関係者は「村の住民22人が打撲傷などを負った。一部はめまいなどの症状を訴えたりもした。応急処置を受けて安静にした後、数時間後に家に帰った」と話した。

THAAD基地内に工事車両が入るのを防ぐため星州韶成里の住民たちと警察が対峙している//ハンギョレ新聞社

 警察のものものしい警備の中、国防部は各種の工事装備を積んだトラック63台をTHAAD基地内に入れた。警察は「この日昼12時から1時間のあいだ、工事装備を積んだトラックが入った」と話した。

  国防部はTHAAD基地に暖房と給水管埋設、汚水処理施設の交換などの工事のために装備を積んだトラックを基地内に入れた。国防部は凍破防止のために将兵400人余りが宿舎として使用するゴルフ場ホテル、クラブハウスと井戸の間に給水管500メートルを地中に埋めて、汚水処理施設も交換する計画だ。また、韓国軍が主に使用するクラブハウスに暖房施設を備え、水漏れする天井も補修する予定だ。

 国防部は「星州ゴルフ場の建物は150人余りが生活できる空間だ。しかし、現在韓米将兵400人余りが生活しているため暖房施設が不足して補強工事をし、汚水処理場が故障したため修理作業もする予定だ。工事を進めるため、装備と物資を積んだトラックが入らなければならない」と意思を明らかにしたという。

THAAD基地内に工事車両が入るのを防ぐため星州韶成里に警察約5千人が投入された21日未明、村全体に緊張感が漂っている//ハンギョレ新聞社

 THAAD反対総合状況室のカン・ヒョヌク代弁人は「小規模環境評価に依存せず、正式に環境影響評価を受けた後で工事を行え。環境影響評価が行われていないところで工事を強行するためにまた大規模装備の搬入をするなら、全身で阻止するしかない」と話した。

 韶成里ではこれに先立ちつ4月26日にTHAAD発射台2基の配置、9月7日の発射台4基の配置の際にも、住民と警察が衝突している。

文・写真 ク・デソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/820013.html韓国語原文入力:2017-11-21 14:54
訳M.C

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