登録 : 2017.11.05 21:48 修正 : 2017.11.06 07:58

「無労組経営」サムスンで多数を占める民主労組は初めて 
早ければ11月中にも会社側との団体交渉に着手 
来年の勤労者賃金引上16.4%以上を要求 
10年以上の無期契約職にも最低賃金適用“劣悪”

サムスンウェルストーリーの民主労組が4月12日、京畿道城南市盆唐区の会社前でスタート記者会見を開き、「サムスンで労組しよう」というスローガンを叫んでいる=キム・ソングァン記者//ハンギョレ新聞社
 サムスンウェルストーリーの民主労組が「無労組経営」を標ぼうするサムスンで初めて組合員が最も多い多数労組の地位を確保し、会社側と団体交渉することになった。

 5日、サムスンウェルストーリーと労組によれば、団体給食事業を営むウェルストーリー(代表キム・ポンヨン)は1日、団体交渉を要求した金属労組傘下の民主労組と韓国労総傘下の労組に対して「団体交渉要求労組通知」をし、民主労組が組合員多数労組であることを公式に確認した。会社は「法の定める手続きにより金属労組傘下の労組の組合員が64人で、韓国労総傘下労組の45人より19人(42%)多いことを確認した」と明らかにした。民主労組は4月に設立された。

 現行労組法は、労組が2個以上ある場合、会社は団体交渉を要求する労組を公告し、組合員数が最も多い多数労組を確認しなければならない。その後、多数労組と少数労組は2週間の自律交渉をするが、多数労組は単独で団体交渉権を行使するか、少数労組と窓口単一化する方案から一つを選択することができる。

 イム・ウォンウィ民主労組支会長は「団体交渉を単独で行う計画」と明らかにした。これに伴い、早ければ今月中にもサムスンでは初めて会社と民主労組の間で賃金など団体協約を締結するための交渉が始まる見込みだ。パク・ドンジン金属労組京畿支会組織部長は「これまで一部のサムスン系列会社に民主労組が設立されたが、会社の組織的妨害により大きな困難を経験しており、多数労組の地位を得て会社と団体交渉をすることになったのはウェルストーリーが初めて」と大きな意味を付与した。サムスン物産にも金属労組傘下の民主労組が設立されたが、親会社指向の労組より組合員が少ない。また、金属労組傘下のサムスン電子サービス支会は、組合員が下請け業者の修理技士だ。

 民主労組は、団体交渉で来年度の賃金を少なくとも今年の最低賃金引き上げ率(16.4%)以上とする計画だ。イム・ウォンウィ支会長は「派遣業者から本社所属に転換された無期契約職の調理士が3~4千人程度いるが、1年目でも10年目でも全員の時間当り賃金が最低賃金なので、月給が130万ウォン(約13万円)程度で、月50~60時間の残業をしても200万ウォン(20万円)にしかならない」とし「当初から本社所属の調理士の年俸も社員級で2400万ウォン(240万円)、10年目(主任または代理)でも3300万ウォン(330万円)に過ぎない」と打ち明けた。民主労組が団体交渉で賃金引き上げで成果を上げる場合、加入組合員数が大幅に増える可能性もある。ウェルストーリーで仕事をする勤労者は、派遣業者所属を含めて1万2千人に達する。

クァク・ジョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-11-05 15:09
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/817508.html 訳J.S(1467字)
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