登録 : 2017.08.24 05:46 修正 : 2017.08.24 08:08

外交・統一部政策討議

「朝鮮半島の平和は私たちが主導」強調 
外交部に「堂々とした外交・多角化」求める 
統一部には南北関係の正常化に備えることを要請 

核心政策課題について2時間30分にわたり熱い討論 
北朝鮮の核問題の平和的解決・南北対話の復元… 
「米国の対北朝鮮融和メッセージは肯定」との評価も

文在寅大統領が乙支フリーダムガーディアン(UFG)演習の3日目の23日午前、戦時指揮所の現場を訪問している=大統領府提供//ハンギョレ新聞社
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、「朝鮮半島における平和の定着は、私たちが最優先すべき国益であり、世界の平和とも直結される課題」だとしたうえで、「直接の当事者である韓国が主導的に問題を解決し、対処する姿勢が必要だ」と述べた。

 文大統領は同日、政府ソウル庁舎で開かれた外交部と統一部の主要政策討議(業務報告)の冒頭発言で、「朝鮮半島の平和は私たちが守るという姿勢や徹底した主人意識、国益を中心にアプローチしなければならない」と強調し、「確固たる韓米同盟と共に中国・日本・ロシアとの協力外交で、より積極的に問題を解決していくこと」を求めた。文大統領はさらに、「韓国外交の地平を着実に広げて既存の4強を中心とした外交から、ASEAN・欧州・太平洋・中東などとも外交協力を増進していかなければならない」とし、「朝鮮半島問題だけでなく、グローバル懸案に参加する責任国家として国格を高める堂々とした外交も展開していくべきだ」と述べた。

 文大統領は、統一部に「今、北朝鮮の挑発で南北関係が膠着状態だが、統一部はこのような時こそ、落ち着いて内実を持って準備しなければならない。厳しい冬の寒さに耐え抜けば、春は必ず訪れるもので、春が来た時、種をまけるように着実に準備してほしい」と呼びかけた。文大統領は1999年の「ペリー・プロセス」(北朝鮮核問題の包括的解決策を盛り込んだクリントン米行政部の報告書)と2005年6カ国協議の成果である9・19共同声明を例に挙げ、「朝鮮半島の状況が安定的に管理されたのは、南北関係が良好な時だったという経験を振り返ってみる必要がある」と話した。

 文大統領の冒頭発言に続いて熱い議論が繰り広げられ、会議は予定時間から1時間以上を過ぎた2時間30分ほど続いた。カン・ギョンファ外交部長官は、北朝鮮核問題の平和的解決と平和体制の構築▽国民と共にする外交を外交部の重要政策課題に提示し、「堅固な韓米同盟と国際社会の協調を基に北朝鮮の挑発を抑制する一方、朝鮮半島の緊張緩和・解消を向けた外交的努力を続ける」と述べた。チョ・ミョンギュン統一部長官は、南北対話の再開と南北関係の再確立▽平和統一の共感を広げると共に統一国民協約を推進することなどを核心政策課題として示し、「(文大統領の)『ベルリン構想』基調の下、南北対話チャンネルを復元し、南北交流活性化をもとに南北関係を建て直していく」と報告した。

 イム・ソンナム外交部1次官とチョン・ヘソン統一部次官は討議が終わった後、それぞれ記者会見を開き、「文大統領は非核化に向けた努力と南北関係の改善に向けた努力は、前後または二者択一の問題ではなく、相互補完的な役割を果たしながら好循環の構図の中で進められるべきという点を強調した」としたうえで、「外交部と統一部が協業体制をより強化していくことを要請した」と明らかにした。最近、米国が北朝鮮に融和的なメッセージを送っていることについても肯定的に評価した。イム・ソンナム次官は議論の結果について「ドナルド・トランプ米大統領とレックス・ティラーソン国務長官から最近北朝鮮の挑発の自制の動きと関連した注目すべき言及があったが、このような一連の肯定的な動きが、近いうちに機会の窓へとつながるよう、韓国政府も主導的・能動的に努力する」と話した。キム・ホンギュン朝鮮半島平和交渉本部長も「最近、米国側から送られているメッセージには一貫性があると考えている。米国が北朝鮮核問題において平和的・外交的解決を進めていくというとても強力かつ明確な立場を示している」と付け加えた。

キム・ボヒョプ、チョン・インナン、キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-08-24 00:02
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/808074.html 訳H.J(1904字)

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