全教組解職教師出身の文人政治家が、文在寅(ムン・ジェイン)政府の第1期文化政策を統括する文化体育観光部長官候補者に指名された。
30日文化体育観光部長官候補者に指名された共に民主党のト・ジョンファン議員(62)は、 文在寅政府スタート直後から党内で絶えず入閣説が出ていた長官候補群の一人だ。忠清北道清州(チョンジュ)出身で、政治入門後一貫して国会の教育文化体育観光委員として活動しながら文化界のブラックリストを先に立って公論化し、大企業に対するミル財団基金拠出圧迫の事実が載っている文化芸術委員会の議事録を掘り出すなど 「朴槿恵(パク・クネ)-チェ・スンシル国政壟断」事態の真実糾明に率先して取り組んだ。
1986年に実践文学社から出たベストセラー詩集『立葵のあなた』の著者として名を馳せ、以後教育民主化運動をしながら社会の現実と教育現場の不条理を告発する社会参与的な詩を多く書いた。2012年に民主統合党の比例代表として国会議員になった後もずっと詩作活動を続けてきた。批判的でありながらも敍情性と文体の美学を損なわない作品性の高い詩を書いてきたというのが詩壇の一致した評価だ。 鄭芝溶(チョン・ジヨン)文学賞(2009年), 白石(ペクソク)文学賞(2011年), 空超(コンチョ)文学賞(2012年), 辛夕汀(シン・ソクジョン)文学賞(2014年)を受賞。 全教組忠北支部長、韓国刊行物倫理委員会第1審議委員会委員長等を歴任し、2010年からは代表的な進歩文人団体である韓国作家会議の副理事長を務めた。
韓国語原文入力: 2017-05-30 10:23