登録 : 2017.05.03 23:01 修正 : 2017.05.04 15:30

ハンギョレ‐リサーチプラス世論調査 
 
慶尚道・全羅道は保守・進歩の2強構図 
安哲秀の大邱・慶尚北道票は洪候補に 
全羅道票は文候補に移動 
あいまいになった地域区も戻る 
 
文候補依然優勢の中、洪候補が躍進 
文、全羅道で11%ポイント支持率上昇 
洪、大邱・慶尚北道で19%ポイント急上昇 
安、全ての年齢層・理念性向層で下落

大統領選候補世論調査(単位:%, 調査機関:リサーチプラス)//ハンギョレ新聞社
 19代大統領選挙が終盤戦に入り、年齢と理念性向による有権者層の分化が顕著になっている。共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が20代から40代の若い年齢層と進歩性向層で依然優勢を保っている中、60代以上の年齢層と保守性向層、慶尚道では自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補の躍進が目立つ。潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長から安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補へと連鎖移動してきた保守層の支持が洪準杓という最終停泊地に結集する様相だ。

 地域別には、文在寅候補が慶尚道を除く全ての圏域で支持率を引き上げた。特に全羅道の上昇ぶりが目立ち、1カ月前に比べて支持率が11.6%(41.9→53.5%)も跳ね上がった。ソウル(36→41.6%)、仁川(インチョン)・京畿(40.1→44.5%)でも緩やかではあるが支持率が上がった。一方、大邱(テグ)・慶尚北道(31.6→25.2%)や釜山(プサン)・慶尚南道(34.6→29.6%)では、首都圏と同じくらいの幅で支持率が下がった。

大統領選候補世論調査(単位:%, 調査機関:リサーチプラス)//ハンギョレ新聞社
 国民の党の安哲秀候補は、全ての圏域で支持率が大幅に下がった。特に、大邱・慶尚北道(41.9→15.8%)と全羅道(45.1→23.6%)の下落幅が大きかった。大邱・慶尚北道では、保守候補の洪準杓候補に、全羅道では、文在寅候補に支持層が大規模に離脱したものとみられる。洪準杓候補は「保守の拠点」である大邱・慶尚北道(9.2→28.4%)で上昇傾向が著しかった。釜山・慶尚南道(14.3→18.8%)の上昇傾向も目立つ。大統領選挙序盤に安哲秀候補が慶尚道・全羅道で同時に善戦し、あいまいになった地域構図が、選挙の最終段階で巨大両党の候補に慶尚道・全羅道の有権者の支持が結集する様相を見せながら少しずつ戻っている流れだ。

 年齢層別では、文在寅候補が30代と60代以上を除く年齢層で小幅に上昇した。安哲秀候補と洪準杓候補は正反対の流れだった。安候補が全ての年齢帯で支持率が大幅に下落する間に、洪候補はすべての年齢層で支持率を上げた。特に60代以上の年齢層の変化が劇的だ。この年齢層で、安候補の下落幅(49→26.4%)と同様に洪候補の支持率は上昇(15.1→30.4%)した。

 理念性向別では、文在寅候補が保守層では小幅下落、進歩層では上昇した。洪準杓候補は保守層で上昇傾向がはっきりし、安哲秀候補はすべての理念性向層で支持率が落ちた。2012年の大統領選挙当時の「朴槿恵投票層」の支持度の変化もまたはっきりしている。一カ月前の調査では51.9%が安哲秀候補を支持すると明らかにしたが、今回の調査で、安候補支持率は27.2%に「半減」した。同じ期間の朴槿恵投票層の洪準杓候補支持率は15.4%から34.9%へ2倍以上に高騰した。安候補は「文在寅投票層」でも支持率が10.3%ポイント(23.8→13.5%)も急落した。安候補支持層を構成していた異質的有権者層が地域・年齢・理念性向によって分化・移動しながら、文在寅候補の小幅上昇と洪準杓候補の躍進という流れが現れたものだ。

 このような傾向は残った選挙運動期間にいっそう強化される可能性が現時点では大きく見える。文候補と洪候補の支持層の忠誠度に比べて、安候補支持層の忠誠度が低いからだ。この点は「引き続き支持」の意思を明らかにした回答者の割合では文候補支持層が85.2%、洪候補の支持層が86.4%だった一方で、安候補の支持層は75%に止まったことからも明らかだ。支持候補の当選可能性と関連して「非常に高い」という回答も文在寅候補支持層が71.4%で、安哲秀候補(14.4%)と洪準杓候補(12.3%)支持層を圧倒した。

イ・セヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-05-03 19:35
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/793353.html 訳M.C(1865字)

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