登録 : 2017.02.20 22:18 修正 : 2017.02.21 07:13

「朴大統領が出席するか否か22日まで明らかにせよ」 
新しい承認や証拠申請もすべて跳ねのける 
朴大統領代理人「なぜ裁判官をやっているんだ」と暴言

弾劾審判15回目の弁論期日の今月20日午前、ソウル鍾路区齋洞にある憲法裁判所でイ・ジョンミ権限代行が入廷している=写真・共同取材団//ハンギョレ新聞社
 憲法裁判所が20日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾審判の弁論に出席するか否かを22日以前までに明らかにするよう、朴大統領の代理人団に要求した。また、出席の意思を明らかにしても、裁判部が指定した日付に出席しない場合は、追加の弁論日程を組まないと通告した。弾劾審判を引き延ばそうとする大統領側の意図に釘を刺すためとみられるが、これに反発した朴大統領の代理人と傍聴客は裁判官に向かって声を荒げて激しく反発した。

 イ・ジョンミ憲法裁判所長権限代行は同日午前に開かれた弾劾審判の第15回弁論で、「大統領が出席するなら、いろいろと準備することがある。次の期日(22日)前までには出席するか否かを確定してほしい」と朴大統領の代理人団に要求した。国会訴追委員側は今月8日、朴大統領が出席するか否かを答えてほしいと求めたが、大統領代理人団はそれから10日が過ぎた現在まで「相談している」という答弁を繰り返している状況だ。イ権限代行は「もし(大統領が)出席するなら、裁判部が定めた期日に出席しなければならず、弁論の終結後に出席するとして、(追加)期日の開催を求めても受け入れられない。法に則って出席すれば、裁判所や訴追委員は(大統領を)尋問できるし、質問に積極的に答弁するのが被請求人(朴大統領)にとっても訳に立つと思う」と述べた。18日、朴大統領の代理人団が「大統領出席に時間が必要だ」として、最終弁論の日時を今月24日から来月2~3日に延期することを要請しながらも、「大統領を直接尋問するか否かを裁判部が明らかにしてほしい」と“条件”をつき付けたことを受け、憲法裁がこれに対して明確に答えたのだ。ただし、憲法裁は最終弁論を延期するか否かは22日の16回目の弁論で知らせると述べた。

 憲法裁は同日、朴大統領側の新しい証人・証拠申請もすべて“跳ねのけた”。イ権限代行は「今日出席しなかった金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長、チェ・サンモク企画財政部第1次官(元大統領府経済金融秘書官)の証人採択を取り消す。すでに採択して(その採択を)取り消したことのある証人を再び召喚するのは不適切であるため、(朴大統領側が申請した)コ・ヨンテ氏の証人申請も採択しない」と明らかにした。憲法裁の大審判廷ですべて再生し、コ氏の“私利私欲”を証明するとし、朴大統領側が証拠申請したいわゆる「コ・ヨンテ録音ファイル」についても、主審であるカン・イルウォン裁判官は「録音ファイルはチェ・ソウォン(改名前のチェ・スンシル)と直接関係した重要証拠ではないため、証拠として採用しない」と明確に線を引いた。

 朴大統領の代理人団は、裁判所が昼12時に15回目の弁論終結を宣言すると、「準備してきたものがあるから、今日弁論を行う」と騒ぎ立てて警備員たちから制止を受けた。元大韓弁護士協会長のキム・ピョンウ弁護士は、イ権限代行の話を遮って「糖尿病があるから、時間を与えてほしい」とか、「めまいがするから、時間を与えてほしい」という荒唐無稽な要求をした。キム弁護士は憲法裁の大審判廷を後にする裁判官たちに向かって「そんことをするために、憲法裁の裁判官を務めているのか。なぜ裁判を勝手に進めるのか」と暴言を吐いた。

キム・ミンギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:登録:2017-02-20 17:18
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/783411.html 訳H.J(1656字)

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