登録 : 2017.01.12 23:34 修正 : 2017.01.13 06:49

帰国会見で「国民大統合」強調 
弟・甥の不正関与については「申し訳ない」

潘基文前国連事務総長が12日午後、仁川国際空港を通じて帰国した後、帰国演説を行っている=仁川空港/空港写真記者団//ハンギョレ新聞社
 10年間の国連事務総長の活動を終え12日に帰国した潘基文(パン・ギムン)前総長は、「政権交代ではなく政治交代が成されるべきとき」と宣言し、大統領選への挑戦を事実上公式化した。彼はパク・ヨンチャ元泰光(テグァン)実業会長から23万ドルを受け取ったという疑惑などを強く否定し、「歪曲・卑下」だとし攻勢をかけた。保守陣営の有力大統領候補とされる潘前総長の帰国により、「早期大統領選挙」を念頭に置いた与野党の候補の競争が本格的に盛り上がりを見せることになった。

 潘前総長はこの日午後、仁川(インチョン)国際空港で帰国記者会見を開き、「分裂した国を一つにまとめ再び世界一流の国家に立て直す。はっきりと私の一身を燃やし尽くす覚悟ができている」と述べた。現在の韓国の状況を「総体的な難関」と規定し、「富の両極化、理念・地域・世代間衝突を終わらせなければならない」とし、「国民大統合」を実現すると強調した。

 潘前総長は「覇権と既得権はこれ以上は生かせない。韓国社会のリーダー全員に責任がある」とし、弾劾審判の手続きが進行中の朴槿恵(パク・クネ)大統領と野党の支持率1位の大統領選候補である文在寅(ムン・ジェイン)元共に民主党代表の双方を狙った。彼は「社会の指導者、彼ら全員がこれからは責任感、他人をまず考える配慮、そして犠牲精神が必要だ」とし、「政界はいまだに広場の民心もお構いなしに、ひたすら自分たちの利害関係だけを論じている」と批判した。

 「23万ドル受け取り疑惑」など自分を取り巻く疑惑の提起については「政治参加を通じて祖国の発展に寄与するという私の純粋で心からの素朴な意思を歪曲・卑下する内容」だとし、「厳しい時期に献身しようとする私の真正性、名誉、また国連の理想まで踏みにじるやり方は到底容認できない」と強く反論した。また、「私の帰国に際して私個人についていろいろな話が流れているが、すべて真実とは全く関係ない。50年間働きながら、良心に恥じることはない」と主張した。弟の潘キサン氏と甥の潘ジュヒョン氏が米国で収賄の疑いで起訴されたことについては「近い親類がそのようなことに関わり個人的に恥ずかしく、国民に心配をおかけして申し訳なく思う。司法手続きが進行中なので見守る」と話した。

 潘前総長は13日午前、国立顕忠院で歴代大統領の墓地を参拝し、舍堂洞(サダンドン)住民センターで住民登録を届け出る予定だ。

 野党は帰国した潘前総長に向け徹底的な検証を強調した。民主党のユン・グァンソク代弁人は「潘前総長がもし大統領選に出馬するなら、国民が最も気になることは大統領候補としての哲学、資質、能力、道徳性であろう」とし、「前国連事務総長という名声と経験だけに依存するのでなく、堂々と国民の検証台に上がることを要求する」と話した。国民の党のコ・ヨンホ代弁人も「弟と甥の不正容疑、パク・ヨンチャスキャンダルなど、本人と関連した疑惑について直接国民の前で釈明すべき義務がある」と話した。

キム・ジンチョル、ユン・ヒョンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-12 22:49
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/778566.html 訳M.C(1580字)

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