登録 : 2016.11.29 23:58 修正 : 2016.11.30 06:08

-3回目の国民向け談話の現場-

4分10秒…謝罪繰り返し、平身低頭 
「チェ・スンシルとの共謀は認めないのか」 
記者らの質問に即答を避け退場 
国政壟断の責任は側近に回す 
辞意表明したチェ・ジェギョン民政首席秘書官も出席

朴槿恵大統領が29日、大統領府ブリーフィングで3回目の国民向け談話発表を終えて退出しようとしている=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社
 「チェ・スンシル国政壟断」の波紋で弾劾の危機に追い込まれた朴槿恵(パク・クネ)大統領が29日、国民の前で3回目の謝罪をした。4日の2回目の国民向け談話から25日目だ。朴大統領は任期短縮など進退問題を国会に任せるとしながらも、依然として今回の波紋の責任を回避して無実と無念さを繰り返し強調した。

 朴大統領は、大統領府春秋館で開いた4分10秒間の国民向け談話で「百回でも謝罪することが当然の道理」、「大きな失望と怒りをすべて解くことはできないという考えに至り、さらに胸がつぶれる」など謝罪を繰り返しながら平身低頭した。朴大統領は談話の序盤で1998年の政治への入門から現在までを回顧し、「振り返ってみると、この18年間国民の皆様と共にした旅程はこの上なくありがたく大事な時間だった」とし、「ひたすら国家と国民のためを思ってあらゆる努力を尽くしてきた」と感性に訴えた。特に「この18年の旅程」という表現は、まるで早期退陣の日程でも示すような雰囲気だったが、そうではなかった。

 朴大統領はすぐに「朴槿恵-チェ・スンシルゲート」論議に対して断固として線引きをした。朴大統領は「ただの一時も私益を追求せず、小さな邪心も抱かず生きてきた」とし、「今起こっている多くの問題も、私としては国家のための公的な事業と信じて推進したことであり、その過程でいかなる個人的利益も得なかった」と主張した。チェ・スンシル氏がミル・Kスポーツ財団の設立・運営を口実に大企業の拠出金をむしり取る過程で朴大統領が主な役割を果たしたという検察の捜査結果を否定し、チェ・スンシル氏とアン・ジョンボム前大統領府政策調整首席秘書官などに責任を転嫁したということだ。朴大統領は自分の過ちは「周辺をきちんと管理できなかったこと」だとし、「道義的責任」だけを強調した。

 一方、朴大統領は約束を覆して検察の調査を拒否したことについては、謝罪も説明もしなかった。朴大統領は4日の談話で「検察の捜査に誠実に臨み、特検捜査も受け入れる」と公言したが、その後、調査の準備、時局収拾案作りなどを口実に、検察の3回にわたる直接調査要請を拒否した。この日は検察が対面調査の最終期限として提示した日でもある。

 朴大統領の談話が続く中、首席秘書官など主要な参謀らは、記者会見会場の両側の壁に一列に並んで談話を聴いた。この場には、最近辞意を表明したチェ・ジェギョン民政首席秘書官も出席した。朴大統領はこの日も記者の質問を受けなかった。ただ、談話文の朗読を終えて退出する時に一部の記者が「チェ・スンシル氏と共謀したという事実を認めないのか」と訊くと、朴大統領はしばしマイクの前に戻り、「今日はいろいろと重いことを申し上げたために、近いうちにさまざまな経緯について詳細に申し上げたい。質問したいことはその時にしてほしい」と述べて退場した。大統領府は近日中に朴大統領記者会見を準備する方針だという。検察の捜査について「私は善意であり、周辺が過ちを犯した」と反撃する機会にするものとみられる。

チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-11-29 20:52
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/772550.html 訳M.C(1517字)

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