登録 : 2016.11.29 23:49 修正 : 2016.11.30 07:49

「私益追求しなかった」発言に市民ら厳しい批判 
「降伏すると思っていたのに、リターンショットだ」 
「改憲を武器にした交渉に応じず、無条件で弾劾すべき」 
30日の同盟ストライキ、同盟休校は予定通り 
第6回キャンドルデモは「退陣」から「即刻退陣」へ

朴槿恵政権退陣のためのソウル行動に参加している市民社会団体のメンバーたちが今月29日午前、ソウル世宗文化会館の階段で30日に予定された民主労総第1次ストライキを支持し、市民不服従への国民の参加を訴える記者会見でプラカードを掲げている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社
 「進退問題を国会に任せる」という朴槿恵(パク・クネ)大統領の3回目の国民向け談話について、市民たちは「いまだに我欲を捨てられない」として、朴大統領の不通と執着を嘆いた。"キャンドル政局"を率いている朴槿恵政権退陣のための非常国民行動(退陣行動)は、30日に予定された「市民不服従運動」と来月3日の「第6回次汎国民行動」の焦点を、「退陣」から「即刻退陣」に合わせることにした。民主労総とソウル大学の学生たちも30日、それぞれストライキと同盟休校を行う。

 遅きに失したとはいえ、責任を取る姿を期待していた市民たちは激しい怒りと失望感を隠せなかった。ソウル恩平区(ウンピョング)に住む主婦イム・ソヒさん(53)は「下野すると思って、もう集会に出なくてもいいと期待していたのに…」としながら、「また国会に丸投げしてしまった。本人が責任を持って(辞意を)表明すべきだった」と話した。主婦キム・ジヨンさん(45)は「(大統領が)一貫して醜い姿を見せている」として、「自己反省がなければ結論はいつも他人のせいにならざるを得ない」と指摘した。忠清南道天安(チョンアン)に住むイ・ジュウォンさん(32)は「直ちに下野すべきだ。意地を張っているが、状況判断を誤ったようだ」としたうえで、「『自分には非がない』と述べるために出てきたのか。今後、また話すと言うが(検察の事情聴取も受けずに)一体いつきちんと答えるのか」と問いただした。イさんは「今週末キャンドル集会にまた参加しなければならないようだ。当分は上京を続けなければならないかもしれない」と語った。事業を営むリュ・ギフンさん(45)も「降伏すると思っていたのに、リターンショットだ」と嘆いた。

 国会に強力な対応を求める声も高まっている。国策研究機関に勤務する40代のCさんは「朴大統領が条件付きの任期短縮を示したが、『国会に行ってもどうせ進まないだろう』と腹をくくっているようだ。結局、改憲を武器に交渉するということだが、無条件で法条項通り弾劾しなければならない」と話した。大学院生のカン・チョンジェさん(28)も「最後まで自ら下野することはなさそうだ。国会をかく乱するつもりかもしれないが、政界では弾劾を進めるべきであり、私も下野するまで、集会に出る」と語った。一方、京畿道高陽市(コヤンシ)に住むチェ・スンナムさん(85)は、「降りてくるということだから、不幸中の幸いだ。ところで、なんで表情があんなに明るいのか。キャンドル集会はもうやめてほしい。国がこんなに騒がしくては何もできない」と言った。

 退陣行動は論評を出して「国民の失望と怒りを解消できない言い訳に満ちていた」として、「全国民的に求められていた即刻退陣を拒否した。時間を稼ぎながら、何を狙っているのだろうか? 証拠隠滅や隠蔽、そし退陣後に自分の地位を保障してくれる政権の創出に没頭するだろう。犯罪者の朴槿恵に必要なのは時間稼ぎではなく、即刻退陣と強制捜査だけだ」と主張した。韓国労総も論評を出して「被疑者朴槿恵大統領は依然として言い訳を並べ立てるだけだった。『大統領の職から退く』としたが、日程と方法を国会に丸投げして、与野党の間をかく乱し時間を稼ごうとしているという疑念を抱かせる」と述べた。民主社会のための弁護士会(民弁)は論評を通じて、「朴槿恵大統領は直ちに辞意を表明し、国会は国民の命によって退陣や弾劾のための手続きを揺ぎなく進めるべきだ」と要求した。民弁は「今回の談話を導き出したのは国民の誇らしい勝利」だとしながらも、「しかし、朴大統領は国民に完全に屈服せず、国民をあざむこうとする動きを見せている。国政の混乱を最小化するために退陣を決意したのなら、『即刻退陣する』と述べればいい」と皮肉った。

パク・スジ、キム・ジフン、パク・スジン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-11-29 19:34
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/772537.html 訳H.J(1826字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue