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韓国成人男性の喫煙率が初めて30%台に低下

登録:2016-05-10 23:42 修正:2016-05-11 06:54
たばこの大幅値上げが通じたか 
1998年66%から2015年39%に
韓国の19歳以上成人喫煙率の推移(資料:疾病管理本部)//ハンギョレ新聞社

 

 昨年、韓国の成人男性の喫煙率が39.3%で、史上初めて30%台に下がった。 だが、経済協力開発機構(OECD)の平均喫煙率29%と比較すれば依然高い水準だ。

 保健福祉部は国民健康栄養調査結果を基に推計した結果、昨年の韓国の19歳以上成人男性の喫煙率が39.3%で、2014年の43.1%より3.8%下がったことが明らかになったと10日明らかにした。 喫煙率は一生にたばこを5箱(100本)以上を吸い、現在もたばこを吸っている人が占める比率を意味する。

 成人男性の喫煙率が40%未満に低下したのは喫煙率の集計が始まった1998年以来初めてだ。 福祉部関係者は「昨年1月からたばこの価格が2千ウォン(約200円)上がり、すべての飲食施設を禁煙区域に指定するなどの禁煙政策が効果を見せたと推定される」と話した。

 間接喫煙率も低下したが、公共の場所での間接喫煙経験率は昨年の35.4%で前年より16.7%減少し、職場でも13.3%減少した26.8%と調査された。 電子たばこの使用率は増えた。 男性の電子たばこ使用率は7.1%で2014年の4.4%より2.7%増加した。

キム・ヤンジュン医療専門記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/743165.html 韓国語原文入力:2016-05-10 21:02
訳J.S(658字)

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