登録 : 2016.05.03 23:17 修正 : 2016.05.04 07:43

「革命のためには健康でなければ」 
外国のたばこ税も紹介

金正恩第1委員長が2014年11月に平壌の中央養苗場を視察した際に右手にたばこを持って笑っている=連合ニュース

金正恩は妊娠した妻の隣でたばこ吸うほどの愛煙家 
昨年末以降、喫煙場面がなくなる…父の金正日は禁煙に失敗

 喫煙場面を何度も露出させてきた北朝鮮労働党の金正恩(キムジョンウン)第1書記が禁煙したのだろうか? 最近、労働党の機関紙、労働新聞が間接喫煙の弊害を指摘し、世界の禁煙運動まで紹介して注目を集めている。

 労働新聞は「法的統制の下で強化される禁煙活動」という記事で「世界的にたばこの有害性と禁煙の必要性を主張する声が一層高まっている」とし、喫煙が各種疾病の原因になるだけでなく、子供など周囲の人々に間接喫煙の悪影響まで及ぼしていると2日報じた。 記事は、喫煙が「社会の発展を厳重に阻害している」と指摘し、未成年への販売禁止、喫煙警告字句、禁煙区域指定、たばこ税引き上げ、など外国の禁煙対策を詳細に説明した。

 これに先立ち労働新聞は、4月24日付の「たばこが人体に及ぼす影響」という記事でも「革命をするためにはからだも健康でなければなりません」という金正恩国防委員長の教示を紹介し、「自身の健康のためにも、また文化的で道徳的な健全な生活のためにも、さらには文明富強なわが祖国の未来のためにも百害無益なたばこを思い切ってやめた方が良い」と提案した。

 金正恩第1書記が「ヘビースモーカー」に近い愛煙家だと知られている北朝鮮で、最近のこのような報道は極めて異例だ。 金第1書記の執権初期、北朝鮮メディアは金第1書記の喫煙場面を削除するなど露出を避けていた。 しかし、2013年末から金第1書記がたばこを吸う姿は労働新聞1面などにありのままに報道されてきた。 2013年12月末には妊娠した妻のリ・ソルチュの脇でたばこを吸う姿がそのまま公開された。

 しかし、昨年12月19日に平壌地下鉄の試運転行事に参加した金第1書記がたばこを吸う姿が報道されて以来、喫煙場面が見られなくなっている。 2013年1月、KN系列と推定されるミサイル発射の際にもたばこを吸っていた金第1書記は、最近相次いだミサイル発射参観の時には喫煙場面を見せなかった。 こうした中で党機関紙の労働新聞が禁煙関連記事を相次いで報じたため、金第1書記がたばこをやめたのではないかと推測されだしている。

 北朝鮮では金正日(キムジョンイル)国防委員長時期にも禁煙キャンペーンが行われたことがある。 金正日元委員長は2001年にたばこをやめた後、「たばこは心臓を狙う銃と同じ」として、2005年にはたばこ統制法まで作ったが、2008年頃に再びたばこを吸ってうやむやになったことがある。

キム・ジンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-03 12:42
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/742277.html 訳J.S(1305字)

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