バージン諸島やバミューダ諸島などの租税回避地から韓国証券市場に流れ込んだ外国人資金が2兆7000億ウォン(2500億円)に達することが分かった。
「財閥ドットコム」は韓国証券市場の上場企業に対する株式持分5%以上を保有した外国人投資家の住所地を分析した結果、総額2兆7017億ウォン(5日終値基準)の資金が租税回避地から投資されたと7日明らかにした。 代表的租税回避地に挙げられるバージン諸島からは1兆92億ウォン(940億円)の資金が流入し、外国系資金全体の出処(国家)中8位を記録した。 バミューダ諸島からも6698億ウォン(626億円)、ケイマン諸島から5916億ウォン(553億円)、スイスからは2422億ウォン(226億円)の資金が流入した。 次いでバハマ(801億ウォン=75億円)、マルタ(686億ウォン=64億円)、英領マン島(290億ウォン=27億円)、マーシャル諸島(112億ウォン=10億円)からも投資金が流入した。