登録 : 2016.03.26 04:28 修正 : 2016.03.26 07:44

「璽戦争」総選挙を控え一旦休戦 

釜山に行った翌日に上京した金武星セヌリ党代表が25日午前、ソウル永登浦区の党本部に入り記者団の質問を受けている=イチョンア記者//ハンギョレ新聞社

与党内紛は総選挙前に一時休戦 
金武星代表、最高委員会との交渉で結論 
親朴槿恵派候補3人は公認 
金代表「当初の目標を達成」 
親朴派との軋轢は回復不能

 金武星(キムムソン)代表の「決裁拒否」宣言で破局に向かっていた公認を巡るセヌリ党内の内紛が、25日、4・13総選挙の候補登録締め切りを2時間前に控えた土壇場の妥協で、一旦は取り繕われた。しかし、大統領府・親朴槿恵(パククネ)派議員とキム代表との関係は、回復不可能なレベルに達しており、総選挙以降、両勢力間の全面戦争が繰り広げられるものと見られている。

 セヌリ党は同日、ソウル汝矣島(ヨイド)党本部で、午前11時40分から4時間にわたり金武星代表主宰の最高委員会を開き、前日、金代表が議決保留を宣言した6選挙区のうち、大邱東甲(チョン・ジョンソプ)、達城(チュ・ギョンホ)、寿城乙(イ・インソン)の3カ所の公認案を議決した。しかし最高委員会は、イ・ジェオ議員と劉承ミン(<ユスンミン>ミンは日に文)議員が党の公認を得れず、それぞれ無所属で出馬したソウル恩平乙(ユ・ジェギル)と大邱東乙(イ・ジェマン)、そしてソウル松坡乙(ユ・ヨンハ)の3カ所の公認案は議題にすら乗せられなかった。予備候補のユ・ジェギル氏とイ・ジェマン氏は出馬の道が完全に断ち切られ、無所属候補のイ・ジェオ議員、劉承ミン議員、キム・ヨンスン議員は、それら地域で以前より当選の可能性が高まった。

 キム・ハクヨン代表秘書室長は「今回の決定は、党の対立を解消させ、破局を防ぐための金代表の決断」と述べた。キム室長は「誤った公認で民心が離れ、首都圏の選挙が全滅するかもしれない危機状況」とした上で、「党代表として公認管理委員会の誤った決定に対して異議を唱え、内容と手順に明らかな誤りがあった3カ所の無公認を貫いた」と強調した。

 前日の午後、「候補登録の締め切りまで最高委員会を開かない」と宣言し、選挙区の釜山(プサン)に戻った金代表は、この日午前、党本部に出勤して最高委員会を主宰した。この日の「3生3死」の決定は、大統領府と正面から対決することの負担感や、総選挙直前に起きた党の内紛に対する責任論など、金代表の懸念と金代表の決裁拒否を阻止するこれといった方法がない朴槿恵派議員らの思惑による折衷案と思われる。 「妥協しないと言っていたのに、また一歩退いた」との指摘に対し金代表側は、「当初の目標を達成した」と指摘し、イ・ジェオ議員や劉承ミン議員の無公認の貫徹とユ・ヨンハ候補の出馬阻止を高く評価した。ソウル市党委員長のキム・ヨンテ議員は、「金代表のタイムリーな判断で、首都圏の底知れない落ち込みが防げた。選挙運動ははるかにやりやすくなった」と語った。

 ファン・ジンハ事務総長は、「今日で公認をめぐる軋轢はすべて解消された」と宣言した。しかし、親朴派と非朴勢力は、総選挙に集中した後、党代表を新たに選ぶ党大会(7月予定)を控え、全面戦争を繰り広げるものと見られる。親朴派の議員は、「総選挙後に金代表の責任を問わねばならない」と話した。

ファン・ジュンボム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2016-03-25 19:19

http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/736888.html訳H.J

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