セヌリ党の公認が紛糾する中、朴槿恵(パククネ)大統領の支持率が今年の最低値を記録した。
韓国ギャラップの3月第4週の世論調査(22〜24日)で、朴大統領が職務遂行を「うまく行っている」と評価した回答者は36%だった。先週より4%ポイント下落した数値だ。否定的な評価の要因としては、「経済政策」(16%)が最も多かったが、今週入り「公認問題・選挙介入」(5%)が新たに加わった。朴大統領に目の敵にされた「劉承ミン(<ユスンミン>ミンは日に文)前院内代表(党国会対策委員長に相当)枯死作戦」と劉議員の離党、無所属出馬など、公認をめぐる与党内の対立が大統領の支持率の低下に影響を及ぼしたものと見られる。
セヌリ党の支持率も先週より2%ポイント下落した39%を記録した。大邱(テグ)・慶北の支持率は、先週に比べて6%ポイントも減少した64%だった。「共に民主党」は先週より1%ポイント上昇した21%だった。「国民の党」は8%で先週と変わらなかったが、7%まで上がった正義党の支持率は再び5%に戻った。
今回の世論調査は、全国の成人男女1004人を対象に行われ、95%の信頼水準で標本誤差は±3.1%ポイント。
韓国語原文入力: 2016-03-25 13:44