朴槿恵(パククネ)大統領は15日「北朝鮮が無謀な挑発と国際社会に対する強い対立を続け変化の道に歩み出ないなら、それは自滅の道を進むことになるだろう」と述べた。
朴大統領はこの日、大統領府で主宰した閣僚会議で「我々と国際社会の強力な制裁の動きにも関わらず、北朝鮮は核先制打撃をすると挑発性発言を日常的に行い、全世界が要求する核放棄の代わりに核実験強行意思を示し、短距離ミサイル発射など無謀な威嚇を続けている」と述べた。 朴大統領は「北朝鮮の威嚇は我々と国際社会の北朝鮮制裁共助に対して強い危機感を持っていることを示している」とし「今重要なことは、このような制裁の枠組みが現場できっちり履行されるようにすること」と強調した。 朴大統領は特に、北朝鮮が敏感に反応する人権問題に関し「北朝鮮人権法が国会で発議されてから11年経って通過したことは、遅いとは言え幸いなことで、北朝鮮同胞はもちろん朝鮮半島の平和統一のためにも大きな意味がある」として、下位法令の準備と施行を関連部署に注文した。
朴大統領はまた「国会が核心法の成立を阻み、政府の経済政策ばかりを批判するのは政治論理だけを掲げる行為」とし「国民の心情を無視しておきながら、仕事を増やし国民の生活を何とかしろと言うことが虚しく聞こえるのは、私だけの印象ではないだろう」と批判した。