警察が27日に予定された第4回民衆総決起大会に対する強硬対応方針を明らかにした。「不法予防」原則を強調し、これまでの集会管理とは異なり、警察車両壁の前に警察力を配置すると明らかにした。
ソウル地方警察庁のイ・サンウォン庁長は22日午前に開かれた記者懇談会で、27日にソウル市庁前広場と光化門(クァンファムン)広場で予定されている第4回民衆総決起と汎国民文化祭と関連して「以前とは異なり、車両壁の後に隠れて制止するのではなく、不法を予防する目的で車両壁の前に警察力を配置し強硬対応する」と明らかにした。 光化門広場で開かれる文化祭に対しても「現場で判断するが、団体の大勢がスローガンを叫んだりすれば申告が義務づけられた集会と見なす」という既存の立場を繰り返した。
民衆総決起闘争本部側と警察側の話を総合すると、第4回民衆総決起は27日午後ソウル市庁前広場で集会形態で開催された後、光化門広場まで移動して汎国民文化祭として開かれる。 総決起闘争本部は早ければ23日にも行進経路を確定し警察側に申告する計画だ。 参加数は5万人に達するだろうと総決起闘争本部側は推定した。
総決起闘争本部のハン・ソンボム韓国進歩連帯政策局長は、警察の強硬対応方針に対して「第2回と第3回の総決起から続けてきた平和デモ基調は、第4回総決起でも継続する計画だ。 だが強引な車両壁の設置と警察の前進配置宣言は集会自体を犯罪と見なすもので、参加者を刺激しようとする意図としか思えない」と話した。