登録 : 2016.02.21 16:27 修正 : 2016.02.22 09:16

 

 再審で無罪が確定された過去事事件を担当した判検事505人(重複除外) のうち4・13総選挙に出馬するのは、「国民の党」のイム・ネヒョン議員、セヌリ党のファン・ウヨ議員、イ・インジェ最高委員、ヨ・サンギュ議員、イ・サチョル前議員、大統領府のクァク・サンド元民政首席の6人だ。

イ・サチョル//ハンギョレ新聞社
 6選に挑戦するファン・ウヨ議員(仁川ヨンス)は、1976年にソウル刑事地裁と1982年にソウル高裁に在職中に「在日韓国人の姜宗憲(カン・ジョンホン)に対するスパイ捏造疑惑事件」と「全民学連・全民労連反国家団体捏造疑惑事件」を担当した。 2014年から社会副首相兼教育部長官として在職し歴史教科書国定化を主導したファン議員は、総選挙出馬のために1月12日に長官職を退き、党に復帰したところだ。

 1982年大田(テジョン)地裁判事として在職して「アラム会事件」を担当したイ・インジェ最高委員(忠南論山・鶏竜・金山)は今回当選すれば7選の国会議員となる。1980年代初盤の「ソク・タルユン等に対するスパイ捏造疑惑事件」の1審裁判と「九老(クロ)分配農地訴訟詐欺捏造疑惑事件」の破棄差し戻し審を担当したヨ・サンギュ議員(慶南四川・南海・河東)は3選のために飛び回っている。

 「共に民主党」から国民の党に所属を移したイム・ネヒョン議員(光州北区乙)は再選に挑戦する。イム議員は1984年仁川地検に在職中「拉北帰還者チョン・ヨン等に対するスパイ捏造疑惑事件」の捜査と公訴維持を担当した。

 4件の過去事再審無罪事件で捜査や公訴維持を担当した検事出身のイ・サチョル元セヌリ党議員は先月、京幾道富川ウォンミ乙のセヌリ党候補予備選挙に出ると明らかにした。 大邱忠南セヌリ党候補の予備選挙に出るクァク・サンド元大統領府民政首席は、1991年ソウル地検勤務当時、「カン・ギフン遺書代筆疑惑事件」の捜査に加わった。

 総選挙出馬者たちは概して当時の事件について「覚えていない」とか「責任者ではなかった」と答えた。ファン議員とヨ議員は「古い事件なのでよく覚えていない」と言い、イ・インジェ最高委員側は 「その事件と関連して特に言うことはないと聞いている」と伝えた。

クァク・サンド//ハンギョレ新聞社
 イ・サチョル元議員は「安全企画部と警察など捜査機関が被害者を不法拘禁した事実が分からなかったのか」というハンギョレの質問に「覚えていない」と答えながらも 「当時は普通凶悪事件や公安事件の場合、検察に来る前の捜査段階で捜査官が被疑者を旅館部屋や事務室に何日も閉じ込めていたのが慣行だった」と答えた。 事件被害者に対する所感を尋ねる質問には、「2000年代に入って実体的真実より捜査の手続き的正当性を重要視する方向に刑事法手続きが変わったため、有罪が無罪に覆ったケースが多いと聞いている」として「その人たちがスパイでないと言えるわけではない」という立場を明らかにした。 しかしイ元議員が担当した4件とも皆、再審でスパイ容疑そのものに対して無罪判決が下された。

 カン・ギフン事件捜査に加わったクァク・サンド元民政首席は通話で「初任検事として捜査の補助をしたことは事実だが、意思決定をする位置にはなかった」と答えた。「真実・和解のための過去事整理委員会」はこの事件の決定文に「当時の検察がカン・ギフンに対して眠らせずに長時間の徹夜調査などにより自白を得ようとした事実が認められる」と明らかにした。クァク元首席はこれに対して「当時は夜間の調査が許されていた」と主張した。

 ハンギョレの分析結果、過去事事件を担当した判検事505人のうち現職国会議員4人を含め国会議員を務めた人はイ・フェチャン元自由先進党代表とチェ・ヨニ元ハンナラ党事務総長など 19人だった。

キム・ギョンウク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-27 21:39

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/728225.html 訳AK

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