登録 : 2016.01.11 22:26 修正 : 2016.01.12 06:26

サムスン「事実上の完全妥結」 
パンオルリム「謝罪・補償が残っている」

故ファン・ユミさんの父ファン・サンギさんら「パンオリルム」のメンバーが昨年10月7日からソウル瑞草洞のサムスン電子本館前で、サムスン側の白血病など職業病被害者に対する個別合意の動きに抗議して座り込みをしている=キム・ミンギョン記者//ハンギョレ新聞社
 「サムスン白血病」問題と関連して、サムスン電子とサムスン職業病家族対策委員会(家族対策委)、半導体労働者の健康と人権守り(パンオルリム※)が「災害予防対策」に関して合意した。 しかし、今回の合意の意味についてサムスン電子側とパンオルリム側の解釈が交錯しているため、最終妥結まではさらに時間がかかるものと見られる。

 「サムスン電子半導体など事業場での白血病等疾患発病と関連した問題解決のための調停委員会」(調停委)は12日、ソウル西大門区の法務法人「地平」の事務室でサムスン・家族対策委・パンオルリムが災害予防対策について合意して最終署名する予定だと11日明らかにした。 調停委は署名が終われば具体的な合意事項と今後の課題、および日程について説明する予定だ。

 12日公開予定の合意案には、当初昨年7月の調停委勧告案に含まれていたオンブズマン制度の導入などが含まれたことが分かった。 調停委は勧告案で公益機構が担当するオンブズマンを導入し、サムスン電子の事業場で提起された健康と安全に関する問題を専門担当する方案を提示したことがある。

 サムスン電子は調停委とは別に、昨年9月、家族対策委とともに補償委員会を設け、白血病被害者と家族に対する補償を進めている。 今までに150人が申し込み、約100人が補償金と共にサムスン電子のクォン・オヒョン代表理事(副会長)の謝罪文を受け取った。 サムスン電子は謝罪と補償に続き、予防対策まで合意して「白血病問題が事実上完全妥結」したと見ている。

 反面、パンオルリムは謝罪・補償・予防の三課題のうちの一つだけが解決されたという立場だ。 パンオルリムのイム・チャウン弁護士は「被害補償・謝罪・再発防止対策という三大調整議題のうち再発防止対策に対する総論的合意ができた」と明らかにした。だがその一方で「被害補償と謝罪という二大議題については依然として社会的解決策が導出されていないので、サムスン本社前で行っている座り込み今後も続ける計画」と話した。

 パンオルリムはソウル瑞草洞のサムスン社屋前で97日間にわたり座り込みを行っている。 パンオルリムは予定通り12日に「再発防止対策」の最終合意案が妥結されれば、13日頃にサムスン職業病問題全般に関する立場を明らかにする記者会見を行う計画だ。

※パンオルリムとは:韓国語で#(SHARP、半音上げる)記号の意味で、Supporters for Health And Rights of People in Semiconductor industryの頭文字を取っている。

イ・ジョンフン、ノ・ヒョンウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-11 21:16
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/725686.html 訳J.S(1259字)

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