登録 : 2015.12.24 00:20 修正 : 2015.12.24 05:40

 2015年、事件・事故現場を駆け回ったハンギョレのカメラマンが、一年を締め括り個人的に最も記憶に残った写真を選びました。 “軽い気持ち”で始めたのですが、殺伐とした韓国の現実のためか“重い写真”が多くなりました。 愉快溌剌な姿がたくさん見える2016年を期待して、「2015年私の写真」を紹介します。

予告されていたペク・ナムギ農民事態

先ず目を塞げ…予告されたペク・ナムギ農民事態 =イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社

先ず目を塞げ

 11月14日、韓国警察の高圧放水銃ぼ直射を受け、重態に陥った農民ペク・ナムギ氏が1カ月余が過ぎた今も意識を回復できずにいます。七十路の農民を放水銃で死の淵に追い込んだ警察の過剰鎮圧はその時すでに予告されていました。

 メーデーを迎えてセウォル号事故の遺族と労働者や市民が共に街頭に出た5月1日、大統領府に向けて行進しようとしていたデモ隊は、安国(アングク)駅交差点で警察の車壁に遮られました。 車壁を前にして集会が続くと警察は数回解散を勧める警告放送を流しました。 そして、まもなくポリスラインの後に待機していた放水車がその威容を現しました。 デモ隊に向かって放水するのだろうという予想に反して、放水銃から撃たれた水は、警察とデモ隊の間で取材していた記者たちに向かいました。 放水銃に撃たれるセウォル号遺族と市民を警察のバスの上で記録しようとしていた写真・映像取材記者たちは、自分たちに向けて放たれた催涙液混じりの水に驚天して散りました。

 7~80年代の軍事独裁時期、警察は暴力的鎮圧に先立ちカメラマンを殴打したり、現場から隔離して“公共の目”を塞ぐのが常でした。 暴力団も暴力の行使に先立って、恐怖感を煽り証拠を残さないために被害者の目を先に隠すでしょう? “目”の役割が重要になる厳酷な時期が再び戻って来たようです。

イ・ジョンウ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-12-23 14:21
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/723134.html 訳J.S(965字)

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