週末の12日、セヌリ党と新政治民主連合の選挙区画定談判の会合にシム・サンジョン正義党代表が現れた。 会合前に文在寅(ムン・ジェイン)新政治民主連合代表の隣に座ったシム代表は、巨大政党の既得権を守ろうとしている交渉状況を批判し始めた。 シム代表は「少数政党の願いを解決してほしいから選挙制度改革を言うのではない。 今の勝者一人占めの選挙制度は、セヌリ党と新政治民主連合がどれほど間違っていても永久に1番と2番を守れる閉じられた構造」だとして「これは民主主義において非常に深刻な問題点を持つ制度なので変えたい」と述べた。 シム代表はまた「現役議員の既得権を守るために少数政党の議席を奪い取ろうとする発想は第一党としての責任も良心もない提案」として比例代表制の強化に絶対反対しているセヌリ党を強く批判した。 金武星セヌリ党代表は無言でうなずくだけだった。
シム代表が席を外し、両党の代表、院内代表、政治改革特別委員会幹事6人が交渉を行ったが進展はなかった。新政治民主連合の政治改革特別委員会幹事のキム・テニョン議員は「セヌリ党が比例性を補完するいかなる選挙制度も議論できないと頑強に主張したため合意に至ることはできなかった」と伝えた。