登録 : 2015.12.04 09:04 修正 : 2015.12.04 11:41

2025年までにすべてのバスに 
地下鉄全駅にエレベーター設置

ソウル市の障害者の移動手段//ハンギョレ新聞社
 来年までに視覚障害者の移動支援車両の料金を障害者コールタクシー水準に引き下げられ、7年以内にすべての地下鉄駅が入口からホームまで車椅子で途切れることなく移動できるように作り直さられる。また、10年以内に市内バスをすべて低床バス(ノンステップバス)に代える。

 ソウル市はこうした内容を盛り込む「障害者移動権増進のための細部実践計画」を3日発表した。地下鉄の場合、車椅子リフトしかない地下鉄37駅のうち14駅に2017年までにエレベーターを設置する。構造上設置が難しい23駅は、内部構造の変更、周辺敷地購入、新技術導入などで2022年まで終える計画だ。ホームと列車の隙間が10センチ以上ある110駅には自動安全踏み台を備える。過去3年間で61駅で車椅子のタイヤや足が隙間に挟まる事故が発生した。

 さらに市は、聴覚・言語障害者が列車遅延、車両故障、火災など非常状況で音声だけでなく文字で案内が受けられるよう「電光掲示板表示機能」を補強する。51の主な乗換駅には外部の受話通訳機関と映像通話が可能な映像電話機を試験設置する。

 バスは2025年までに道路の構造上運行が難しい路線を除くすべての市内バスに低床バスを導入する。今年10月現在で低床バスの導入率は36.2%に過ぎない。道路が狭かったり屈曲して低床バスの運行が難しい路線は道路構造の改善も併行させて低床バス代替を推進する。歩行障害物などをなくし、今年17カ所でテスト造成した無障害バス停留所を、障害者利用が多い場所を中心に毎年40カ所ずつ増やすことにした。

 タクシーは来年、重症の障害者のための障害者コールタクシーを補強し、法定台数の437台に合わせることにした。車椅子を利用しない障害者が乗れる障害者専用個人タクシーも現在の50台から2017年まで100台に増やす計画だ。

 市は様々な障害者15人と民官ガバナンスを構成し、実際の障害者が体験する困難に基づき改善方案を用意した。ベ・ユンホ障害者名誉副市長が共同委員長を引き受けた。障害者代表として参加したパク・ギョンソク・ソウル障害者差別撤廃連帯代表は「2001年の烏耳島(オイド)駅障害者リフト死亡事件後15年ぶりに意味ある宣言が出され喜ばしいが。まだ7年も待たなければならないのは満足できない」とした上で「2002年に李明博(イ・ミョンバク)元ソウル市長も2004年までにすべての地下鉄駅にエレベーターを設置すると発表したが守れなかった。今度こそは見守る」と話した。

ウォン・ナギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-12-03 22:14

http://www.hani.co.kr/arti/society/handicapped/720374.html訳Y.B

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