登録 : 2015.06.17 22:32 修正 : 2015.06.18 06:41

 彼らがどうして出てきたかご存じですか?
 障害者たちの「グリーンライト宣伝戦」

障害者団体のメンバーが先月18日、ソウル光化門広場前の道路で障害等級制の廃止を要求して街頭デモをしている=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 信号が青に変わるや、車寄子に乗った障害者7人と障害者運動活動家など10人余が急いで横断歩道の中間に並んだ。「朴槿惠(パク・クネ)大統領の公約通り、障害等級制・扶養義務制を廃止せよ!」。何度も叫べないうちに信号はたちまち赤に変わった。車寄子に乗った障害者たちは横断歩道の真ん中にそのまま残って「障害等級制廃止」を要求する横断幕を広げた。

 「車が通れないじゃないか、何でこんなところまで出てくるんだ!」。 やかましいクラクションとともに一部の運転者の荒々しい罵詈雑言が飛んだ。 「家に閉じこもってろ、何で出てきて道を塞ぐんだ!」、「政府からの福祉恩恵でいいもの食べて暮らしてるくせに、これ以上、何を要求するんだ!」。窓の外に顔を出して何事かと関心を示す運転者もいたし、車線を変更して静かによけていく運転者もいた。

「私たちに青信号を」の意味
ソウル都心出退勤時の横断歩道で
「障害等級・扶養義務制廃止」を叫び
「若干の不便」を与えた後、自ら解散
「私たちは一生を不便と抑圧の中で暮らす
3年間の座り込みの理由を知らせたくて」

 15日、退勤時間が始まる午後6時10分頃、ソウル・鍾路(チョンノ)区の景福宮(キョンボックン)駅7番出口前の横断歩道。 光化門(クァンファムン)方向の4車線道路を障害者たちが20分余り“占拠”した。 等級によって福祉サービスに差別を設ける障害等級制の廃止を政府に要求するためだ。

 211の障害者・市民社会団体が集まっている「障害等級制・扶養義務制廃止共同行動」(共同行動)は、 2012年8月21日からソウル地下鉄5号線光化門駅構内で座り込みをして来た。座り込み 1001日目である先月18日からは、出退勤時間帯に道路の不意打ち占拠を行なっている。 1カ月余りの間に往十里(ワンジムニ)、永登浦(ヨンドゥンポ)、ソウル市庁、鐘閣(チョンガク)、誠信女大(ソンシンヨデ)入口、新堂(シンダン)、泰陵(テヌン)入口、蘆原(ノウォン)、建大(コンデ)入口駅などソウル全域で、19回にわたり占拠と罵倒が繰り返された。 障害者たちは「私たちに青信号を」という意味で「グリーンライト宣伝戦」と名付けている。

 “一生の不便”を経験している彼らは、市民に対して“若干の不便”を与えた後、自ら解散する。警察も「グリーンライト宣伝戦」が始まれば解散手続きを踏む水準で対応している。「共同行動」のイ・ヒョンスク共同執行委員長は16日、「市民の出退勤時には渋滞して約束時間に遅れるなどの不便があることは分かっているが、障害者は一生をそのような不便と抑圧の中で生きている。私たちが光化門駅の地下で3年間座り込みせざるを得ない理由を、市民に直接伝えたい」と語った。

 「共同行動」は光化門駅座り込みが3周年を迎える8月21日までの95日間、ソウルを含め全国各地でこのような宣伝戦を行う計画だ。

キム・ギュナム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-16 21:39
http://hani.co.kr/arti/society/handicapped/696260.html 訳A.K(1439字)

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