今月14日、ソウル広場一帯で開かれた民衆総決起大会で、警察の放水銃に撃たれて倒れ、重体に陥った農民のペク・ナムギ氏(68)の家族が、警察を殺人未遂(予備的罪名、業務上過失致傷)などの疑いで18日、検察に告発した。
ペク氏の長女ペク・ドラジ氏(34)をはじめ、全国農民会総連盟、カトリック農民など、農民団体の関係者33人は同日午後、ソウル中央地検にカン・シンミョン警察庁長とク・ウンス・ソウル地方警察庁長、当時の現場指揮官と実務者などの警察官6人の告発状を提出した。
またハン・サンヒ建国大学法学部教授は、警察の過剰鎮圧に抗議し、警察の人権委員会委員を辞任した。ハン教授は自分のフェイスブックに「民衆総決起大会で警察の過剰対応と農民ペク氏に加えられた致命的な危害行為に強く抗議する。警察人権委員会はうわべだけの形式的な組織に転落した」と辞任の理由を明らかにした。
韓国語原文入力:2015-11-18 19:27