登録 : 2015.11.06 23:57 修正 : 2015.11.07 06:18

代表筆陣の発表日に女性記者にセクハラ疑惑 
任命からわずか2日後…執筆者選定難航

チェ・モンニョン ソウル大名誉教授が6日午後、ソウル永登浦区の汝矣島の自宅前で自身の女性記者セクハラ論議と関連して自主的に辞退するという立場を明らかにし、自宅に入っている =イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 朴槿恵(パク・クネ)政権が中高校国定歴史教科書の代表執筆陣に選定したチェ・モンニョン・ソウル大名誉教授(69)が、選定から2日後の6日に自主辞退した。 チェ教授は代表執筆陣に選ばれた4日、インタビューのために自宅を訪ねた女性記者に対しセクハラをした疑いが浮上し、辞退意思を明らかにした。朴槿恵政権の国定教科書作業が不適切な拙速人事で最初から乱脈様相を帯びている。

 国史編纂委員会は6日、報道資料を出して「チェ・モンニョン・ソウル大名誉教授は正しい歴史教科書の編纂に障害物とならないよう執筆陣を辞退する意思を国史編纂委員会に伝えてきた」として「国史編纂委員会はチェ教授の執筆陣辞退の意見を尊重する方針」と明らかにした。 そして「(チェ教授は)自身の辞退により正しい歴史教科書編纂の本来の趣旨が歪曲、退色しないことを願うという意思と、今回の事態と関連した女性記者の方々に深い謝罪の意を伝えてきた」と付け加えた。

 これに先だち朝鮮日報は、「チェ教授が4日午後、ソウル永登浦(ヨンドンポ)にある自宅に取材に来た記者らとインタビューをする過程で、女性記者が性的羞恥心を感じる発言と不適切な行動を何度もした」と報道した。 この日、チェ教授は国史編纂委員会が開いた国定歴史教科書執筆陣発表記者会見に不参加の意思を明らかにし、自宅の居間でビール、ワイン、ウォッカを飲みながら記者たちとインタビューをした。 チェ教授はこの日、ハンギョレと会って「女性記者に『かわいい』と言ったが、相手の容貌を誉めただけでセクハラの意図はなかった」と話した。 また、辞退の理由を尋ねる質問に対して「これから国定教科書を進めるにあたって、私のような者が入れば障害物になる」として「物議をかもして申し訳ない」と明らかにした。

 チェ教授の辞退により、今月20日までに執筆陣の構成を終えるという教育部と国史編纂委員会が残った期間でまともな執筆陣の構成ができるか、ますます疑問が深まっている。 チン・ジェグァン国史編纂委員会編史部長はこの日午後、ハンギョレとの電話インタビューで「チェ教授本人が今日の午後、国史編纂委員会に自発的に辞退の意思を明らかにし、チェ教授の代わりに古代史代表執筆者を再び招へいするか、古代史代表執筆者であるシン・ヒョンシク梨花女子大名誉教授(76)が上古史まで務めることになるかはもう少し議論の必要がある」と答えた。 教育部関係者はこの日午後、「執筆者の選定は国史編纂委員会が行っているので教育部が公式立場を明らかにする事案ではない」と話した。 また「チェ教授の女性記者セクハラ事件は、教育部でも報道を通じて知っただけで、まだ真偽の把握はできていない」と付け加えた。 これに先立って韓国女性記者協会はこの日声明を出して「チェ教授が女性記者に深刻な性的羞恥心を感じさせた状況に深い憂慮と怒りを禁じえない」として「教育部と国史編纂委員会はチェ教授を教科書執筆陣から退かせることはもちろん、徹底した調査を通じて再発防止策を用意せよ」と要求した。

チョン・ジョンユン、ヒョン・ソウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-11-06 22:07
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/716374.html 訳J.S(1598字)

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