登録 : 2015.09.17 00:19 修正 : 2015.09.17 05:28

 同窓生のフランス・ディドロ大学教授の公開書簡
 「白血病被害者に、より透明かつ公正に対応すべき」

サムスン電子のイ・ジェヨン副会長=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社
 サムスン電子のイ・ジェヨン副会長と慶應義塾大学で留学生活を共にしたフランス・ディドロ大学東アジア学科のポール・ジョバン教授が14日、イ副会長に公開書簡を送って注目を集めている。ジョバン教授は手紙で、イ副会長にサムスン電子半導体工場の白血病問題を迅速に解決すべきだと促した。

 ジョバン教授は留学時代、印象深かったイ副会長の様子を紹介した。彼は手紙で「ジェヨンさんが日本語辞書を引きながら、毎回注意深く授業の準備をしていた姿をよく覚えている」とし「教室で議論する際には、明瞭かつ直接的で、率直ながらもアイディアが光る意見を示した」と書いた。続いて「ジェヨンさんは公正ながらも親切で、近寄りやすい人だった」と書いた。

 手紙ではイ副会長と関連した別のエピソードも紹介された。ジョバン教授は「ジェヨンさんに『奨学金を申請するつもりなのか』と尋ねたことがあったが、ジェヨンさんが『必要ない』と照れ笑いしながら答えたことを思い出す」とし「後で他の友人にその話をしたところ、サムスン電子のイ・ゴンヒ会長の息子を知らないなんてあり得ないと言われた」と記憶をつづった。彼は続いて「ジェヨンさんは誰かの息子としてだけではなく、既に強い個性を持った人だった」とし「ジェヨンさんの同級生だったことを誇らしく思う」と書いた。

 それとともにジョバン教授は、サムスンが半導体事業場の白血病発症の問題と関連し、真剣かつ透明な態度で対話に臨むことを求めた。

 彼は手紙で「若いのに白血病を患って亡くなった従業員の遺族に対して、ジェヨンさんの会社(サムスン電子)がどのように対応しているのかについて、マスコミの報道を見るたびに胸が痛む」と書いた。続いて「今年初めに、サムスン電子が交渉を受け入れたのは、被害者に希望を与えた」とし「若い頃、あれだけ公正で賢く、親切な心の持ち主だっただけに、被害者に正当で倫理的な解決策を提示するために努めてほしい」と強調した。

 ジョバン教授は最後に「ジェヨンさん個人のメールアドレスが見当たらず、ホームページに公開されているサムスンの会社メール宛てに送った」としながら「ジェヨンさんの目に留まる可能性を高めるために、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に手紙の内容を公開する」と明らかにした。

 イ副会長は、1992年に韓国で学部(ソウル大学東洋史学科)を卒業してから、1995年まで慶応大学経営大学院(MBA)に留学し、「日本の製造業の産業空洞化に関する考察」という論文で修士号を取得した。

パク・スジン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-09-16 20:29

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/709238.html 訳H.J

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